今年は4枚もアルバムを出しました。
キマイラヴ
マヒターノ
New Garaktric
ニューヘーノシティ
いや〜
音楽は良いとして内容。
4枚セットでアルバムのコンセプトは一括りになってました。
キマイラヴの「エデン」は救いがあり、「こいのうた」で最終章ニューヘーノシティに続く不穏な形。
マヒターノはその間の旅を続ける物語。
「枯れたサボテン」ではしっかりと人間を悪と評価して信頼を失い諦めます。
「くり子」は楽しかったあの頃を思い出してる悲壮感と温かさをギターひとつでしっとり。
New Garaktricは時代が変わっていく様を。
マヒターノとNew Garaktric、ジャケットではどちらもギターを構えて後ろに誰かがいる、という共通点を作りました。
マヒターノは過去、New Garaktricは未来を顕著に表しています。
そしてニューヘーノシティ。
キマイラヴの「こいのうた」アウトロサウンドから地続きのイントロサウンドがフェードインする「Paladin of boost the Kagoshima」はどんなに災いから逃げようとも結局悪い結末に繋がるという暗喩。
キマイラヴとニューヘーノシティのジャケットのぼくは同じ姿なので物語が続いてることを意識しました。
でもテンションが違う。
キマイラヴは活発で明るい雰囲気に、ニューヘーノシティは暗く空っぽの空間で不気味に笑うだけ。
ニューヘーノシティの楽曲は今までのコロナ禍以降に作った曲の中で選抜したものを、同じくコロナ禍以降で培った仲間たちと共に再収録。
最後の曲はLamp Magicで、これは一年半前に邪心から産んだ心の塊でコイツが全てを救ってきてくれました。まさに魔法。
散々悪い結末に繋がるイメージでアルバムのコンセプトは作ってきましたが、Lamp Magicは救いの象徴なのでニューヘーノシティの最後に置くことによって全て浄化です。
これは自分の心を曝け出し、自分を取り戻す為の4枚でした。
ライブのたびに言ってきた曲を作ることだけが生き甲斐、の真髄を知らぬ内に皆様は届けられていたのです。
しかし、アルバムのコンセプトの通りにニューヘーノシティを作り売り始めるまで今年は本当に邪心を育ててしまいました。
まさかマヒターノを作っている時に思ったことがこれほど自分の心に直結しているとは思わなかった。
色々ありました今年は。
海外にも行った、屋久島に撮影、万博も出た、その上で200本もライブを各地でしました。
凄いことのように話してきたけどこんなもんは頑張れば誰でも出来る。
現在進行形っぽい感じで話してますが、現状年末の時点ではかなり前向きになっていて今はマヒターノ時期の邪心はもうありません。
ライブをするたびに荒んでいく心。
確かに、MCがおもんないだの、ギター大して弾けてないだの、共演者にステージ直後に脱いでいた衣装の帽子と仮面を蹴り飛ばされたりだの、散々聴いてきた人に独演観てもらったら「こんなにショルヘーノの曲良かったんだ」とか言われたりしてきました、が…
こんなもんは大した問題ではない。
上っ面のことなのでそういうのは変なこと言われたな、で済むけども。
それよりも音楽というものはマジで聴く気のある人間にしか伝わらず、そして作れず、なのだなと一年通して思いました。
ライブはパフォーマンスなので音楽の良し悪しのみならず必要なパワーがある。
だからこそ衣装や話し方や展開の仕方など、大事なことがたくさん。
しかしそれを凌駕する、この世の人間の"見た目"と"情報"に振り回されている具合。
SNSの普及は大いに大活躍ではありますが、人はこれほどまでにブランディングというものに踊らされているのかと思うと末恐ろしい。
今も昔もそうだが、昔との違いはこのルッキズムとブランディングと情報だけがより一層大事になっていて持ち上がりすぎている。
人は想像し得る少し先の未来とリンクすることで気持ち良さを感じられる、という記事を見ました。
音楽を聴いていて、この後はこうかな?と思ったら、そうなった!嬉しい!気持ち良い!
これもなんかちょっとアホみたいだな、と思ったけど実際音楽内の話なのでまだ優先しても良いと思う。
しかしそんなことではないほど、見たままの情報というのが今はもう一番大事なんだと思いました。
プレイヤー、アーティストをする以上、この異常すぎる速さで強くなる視覚情報優先具合を受け入れるしかないのだと。
でもこれはマヒターノ〜New Garaktric発売時の心境です。
今はもうちゃんと諦めもついて、むしろやるべきことが明瞭化されたなとポジティブに捉えられているので来年が非常に楽しみになっています。
それに上記で言った「MCおもんない」という話。
そのすぐ後に大阪のステージでちゃんと笑いを取れていたのですが、大阪で笑いを取っていることの意味が分かりますか。
全ては千差万別。
センスの違い、良い悪いじゃなく好き嫌いの話なんだな、と。
変わらずやり続け、響く人に響けば良いのだと思えたら心が穏やかになりました。
2026年はですね、ライブはもちろん出展や配信などにしっかり力を入れていきたいと思っています。
ショっち、最近作ったこの子も気にしてあげてください。
YouTubeショートは常にしっかり数字持てているので引き続き頑張ってもらいます。
それじゃ、アディオース!