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It became it so why

VF5Rブログではなくなりました。

 電車に乗ってきた50代いってるかどうかの男性と35、6の女性、結婚してるようには見えない、と言ってそういう商売の関係の様でもない、微妙な距離感、男の方は無表情、女性の方は、「私はこれからそういう事をしますが、彼は私と結婚する気も無いでしょうし、私もそれを望みはしません、かと言って寂しくないかというとそうではないし、今この現状を受け入れてる事を逃避だとも思わない」みたいな非常に深い表情をしていた。もちろん二人は車内で会話もしないし、お互いが勝手に携帯をいじる訳でもない、そしてそういう駅で降りて行った。


まあ実際の二人の関係性は知るよしもないが、仮に、例えば彼女からしたら現状の自分を噛みしめるための大切な相手、彼からしたら遊びのうちの一人だがそろそろ腰を据えるならコイツかなぁ位に思ってるものとしよう。
そして降りた駅で事を済まし翌朝それぞれ一人帰る道すがら、彼女(あるいは彼)の前に唐突に神は現れこう言うのだ





『今から2万人の命を無くす予定だが、もし先程まであなたが一緒に居た彼(彼女)の命を差し出すと今即決できるなら中止しましょう。どうします?』





別に例題の二人でなくてもいい、あなたの前にこの状況が起きて同じ意味の質問をされるかもしれない。
条件提示も多岐に亘るかもしれない

悪徳議員10人と飼い犬1匹だったら?
30人の小学校1クラスと老人ホーム4人部屋1室だったら?
あなたを除く全人類とあなたの子供1人だったら?
親友1人助かるけど全く見ず知らずの人100人は確実にもらうよって言われたら?

どれも選べないから、どうぞ私の命をお取り下さいなんて許さないよ、さぁどちらを選ぶ?





こんな選択肢を迫るモノは神でもなんでもないし、そんな状況は起こりえない、そして何より人の命は天秤にかけれはしない。


そんな事は解りきっている。

解りきっているけれども、もし本当に2万人と愛する人一人どちらかしか救えないってなったら、ソレはどちらを選んでも不正解かもしれないけれど、愛する人にすまないと泣いて頼める人なんて居ないと思う。
それが人間という事かもしれない。