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Flight of the Bumblebee

この森には、いろんな蜂たちが来る。
蜂たちが活動を始める時季になると、
偵察蜂が至近距離で私に近づき、
しばらくずっと、私を追ってついてくる。
私を観察し、私を見定めているようである。
私のことが分かると、その後は追ってこない。
何匹かに囲まれて観察される時もある。
その時の羽音は結構な迫力だが、
彼らの観察が終わるまで自然体を心掛ける。
この森の22年間、殺虫剤というものを使ったことが無い。
ただの一度も、そういう薬剤は使ったことが無い。
蜂たちはおそらく、そういう私を知っていると思う。
以前、夕闇の中で庭を整地していた際に、
誤って地蜂の巣を荒らすことになってしまったことがあり、
その時は頭など四ヶ所を刺されたが、それは当然のことである。
巣を荒らされたと判断すれば、当然ながら「迎撃」するだろう。
だが蜂たちも怒りが鎮まったらしく、その迎撃は終わった。
翌日は何匹か飛んできて私を囲んだが、警戒だけで終わった。
翌翌日からは、以前通りの平常態勢に戻ってくれた。
彼らはあの一件を、綺麗さっぱり水に流してくれたようである。
そしてその後もずっと、蜂には刺されていない。
この森で蜂に刺されたのは、その時だけなのだ。
おそらく蜂たちは、私のことを分かっているのだと思う。
※刺された時は水で洗浄したが、それで大丈夫だった。
※ところでそれが「スズメ蜂」だったら大危機だったが、
なぜかこの森では、スズメ蜂は見かけないのである。
だが「熊蜂:熊ん蜂」は、よく見かける。
見かけるというか、熊蜂が遊びに来るのである。
≪スズメ蜂を熊ん蜂と呼ぶ地域もあるようだが≫
≪スズメ蜂も大きいが、熊には似ていない≫
熊蜂は丸丸と太った巨体の蜂である。
ずんぐりむっくりの巨体である。
まさしく熊のような蜂である。
時には、赤茶に輝く「ヒグマ」のような熊蜂も来る。
その「ヒグマ蜂」は、一段と凄い迫力である。
熊蜂は巨体なのだが、物凄く可愛い!!
ほんとうに、可愛いのである!!
見ているだけでも癒される!!
※熊蜂は花蜜食生活のようだ。
※そして単独生活のようである。
ところで熊蜂の飛行は、科学界の長年の謎だったらしい。
「航空力学的には、飛べるはずが無い!」とされていたようだ。
「飛べるはずが無い形なのに、飛べている!」と驚かれていた。
そこから熊蜂は「不可能を可能にする象徴!」となったようである。
「熊蜂がなぜ飛べるか?」が解明されたのは最近のことらしいが、
それにしても小さな羽根であの巨体を飛行させるのは凄いことだ。
熊蜂は上の音楽映像のサウンドのごとくである。
ほんとうに、こんな感じである。
「この人たちは熊蜂を知っている!」と思えるほどである。
一匹の熊蜂の生涯にも、ドラマが隠されている。
この映像のサウンドに、熊蜂の偉大なドラマを感じる。
■南無華厳 狼山道院■
≪ 2012:05:11 ≫