1990年代終盤からヤンキースの正捕手として活躍してきたホルヘ・ポサーダさんが現役引退を表明しました。
ゴールド・グラブを1度も獲得していない反面、オールスター出場、シルバースラッガー賞受賞ともに5回と、どちらかというと攻撃面での貢献度が高く、バットを素手で握るスイッチヒッターとしての印象が強く残っています。
通算成績は、.273、1664安打、275HR、1065打点。ポストシーズン出場は実に15回。
うち、ワールドシリーズ出場6回、ワールドシリーズ制覇5回と輝かしい成績を残しています。
特に、正捕手の座を獲得した98年からのワールドシリーズ3連覇は見事でした。
ポサーダ選手がメジャーに昇格後、ヤンキースがポストシーズンに進出できなかったのは、2008年だけなんですね。
後釜と目されていたモンテーロ選手がマリナーズにトレードされただけに、あと1年やろうと思えばできたのではとも思いますが、ここが引き際との判断だったのでしょう。
数字だけで見れば微妙なラインだとは思いますが、果たして殿堂入りとなるのでしょうか?
写真:2010年7月 ヤンキース宛てリクエストへの返信