-ブルームーンの家-
家について早々、鉄をベッドに押し倒す。
「!・・・青さん、何を・・・?」
「さて・・・どうしてほしい?」
「・・・とりあえず、一緒に寝てください。」
「と・り・あ・え・ず?他に、なんかしてほしいの?」
「・・・キス・・・して・・・欲しいです・・・。」
「お前からねだるなんて珍しいな。」
「だめなんですか?」
「別に?」
「じゃあ、なん・・・んっ・・・・・・っ!・・・あぉさ・・・やめっ・・・っ!」
「なんで?お望み通りにキスしてるけど?」
まあ、普通に唇にかみついてはいるけど。
「今のは、キスじゃないです・・・。そんないじわるな青さんは嫌いです・・・。」
そういって鉄は泣き出してしまった。
「・・・いつもの、あったかくて、やさしい、青さんがいいです・・・」
「・・・鉄・・・。ごめん」
「・・・キスしてくださったら、許してあげます。」
「・・・それだけでいいのか?」
「じゃあ、青さんの服と、僕の服、交換してください!前から、青さんの服、着てみたかったんで
す!」
「わかった。・・・ほら、目、閉じろ。」
「はい・・・。・・・んぅ・・・」「・・・ん・・・。・・・」
「青さん?」
「わりぃ。さっき強くかみすぎた。」
「はい?」
「血、出てる。」
「えっ?あ、!青さん、くすぐったいです・・・。」
「動くな。またかみつくぞ?」
「それは嫌です・・・。」
「つーか、お前、泣き止むの早いな・・・。」
「青さんがいつもの青さんに戻ったからです。」
鉄の唇をなめる。抵抗はしてこないが、顔を真っ赤にしてるのが可愛い。
「ん・・・。まぁ、いいだろ・・・。」
「///ありがとう、ございます。・・・あっ、じゃあ服、交換してください!」
「はいはい。ったく・・・楽しそうだな・・・。」
「はい!!」
しばらくして。
「わぁ・・・。青さんの服って、こんな風になってたんですね。」
「わかったから、早く服着ろ。風邪ひくぞ?」
「・・・そうしたいのはやまやまなんですが・・・。」
「・・・わかった。きれないんだな。」
「・・・はい・・・。洋服は着たことがないので・・・。」
「着せてやるから、ほら貸せ。」
「えへへ・・・ありがとうございます。」
「そのかわり、俺にもお前の服、着せてくれよ?」
「もちろんです!」
順番に服を着せていく。
「ほら、できたぞ。・・・ん?」
「な、なんですか?青さん。」
「いや、鉄って結構小さかったんだな。」
「うわああああ!!言わないでくださいいいいい!!気にしてるんですからぁ!!」
「わ、悪かった!!いや、でも、かわいいなって・・・」
とたんに、鉄の動きが止まる。
「///」
どうやらテレてるらしい。
「それより、早く服着せてくんねぇ?さみぃんだけど。」
「あ、ごめんなさい。えっと、まずは小袖を・・・」
「これか?」
「違います。」
「じゃあ、」
「あぁ・・・。もう、僕がやりますから、じっとしててください!」
「お、おう・・・。ごめん・・・」
「そのままいてくださいね。」
・・・数分後・・・
「おぉ・・・。できた・・・」
「青さん、お似合いですよ。まぁ、小さいかもしれませんが。」
「お前、まだ根に持ってたんだな。悪かったって。」
「・・・まぁ、青さんの服が着られたのでいいです。」
「ところで、どうだ?俺の服。」
「そうですね・・・。僕の服に比べて露出が多いのが気になりますが・・・」
「?」
「・・・青さんのにおいがします。」
「は?」
「青さんに抱きしめてもらってるときみたいに近くに感じます。」
「この服は、鉄のにおいがするな。」
「当たり前でしょう。」
「ところで・・・、もういいか?」
「はい。ありがとうございました。・・・あっ!青さん、そのままで!!」
「え!?」
「青さんに任せると、大変なことになりそうなので、僕が脱がせます。」
「お前にもそっくりそのまま返してやる。」
「ふふふ。」
そんな感じで今日は過ごしたが・・・明日はちゃんとクエスト行こう・・・。
つづく。