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ハイパーサラリーマンを目指して

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既出の部下の女性の話で、「自分は性格的に自分から人の輪に溶け込んでいくことが苦手」というようなことを言っていた。

この気持ちは、何となく理解出来る。

自分もどちらかと言うと、人見知りだし、大勢の中で目立ったり雰囲気を盛り上げたりと言うタイプではない。自分から積極的に話し掛けたりするのは苦手だ。

 

今読んでいる本で、心理学に関するものがある。

心理学というか、各種の心の問題について多数の著書がある大学教授のもので、たまたま家に一冊あったのを高校生の時に読んで目からウロコが落ち、そして進学した大学の教授で、1,2年生でたまたま自分のクラスの担任だったという、いわば自分の人生に大きく影響を与えてくれた先生の本である。

 

その中で、「幼児期に親に認められずに育った人間は、大人になってから生きていくのが辛い。認められたいという感情が憎悪に転化し、その憎悪を直接的に吐き出す・晴らすことが出来ないから、惨めさを訴え不幸を演じることでどうにか生きている」という主旨のことが書かれている。

 

上記女性も、恐らくそのようなタイプなのだと思う。

「人の輪に入っていけない」という言葉の裏には、「輪に入っていくことが出来ずに打ち解けることが出来ないから、優しくしてもらえないし、うまくコミュニケーションが出来ない」と言いたいのだと思う。

 

客観的に見た場合、一般的に精神的に成熟している人から見た場合、これは「甘えだ」と捉えられるだろう。

しかし、その感情を持っている本人は、それが甘えだと認識している人もいるかもしれないが、例え認識していても、どのようにしていけば良いのかが分からなくて、苦しんでいるのだと思う。

 

その解釈が正しかったとして、自分は上司としてどのように接していけば良いかは分からない。

「そうだよね、辛いよね。もっとみんな優しく接してあげないとダメだよね」と言えば、本人は心は休まるかもしれない。

しかし、職場は一義的には教育の場ではないし、自分も専門的カウンセラーでもない。

そんな中で、部下の不満を解消し、モチベーション向上を求められるのも、悩ましい限りだ。