俺はこの空を眺めていると 突然・・白い鳥が俺の傍にやってくる それは小さい筒の中に小さな手紙が入っている白き美しい鳩だった 俺は 俺宛の手紙なのか 突然の出来事で 少し戸惑いながら
その白い鳩に 近づきその手紙の手に取り 手紙を見た その手紙の内容を見て 俺は涙が出てきてた
それは 12歳の少女の手紙だった 手紙の内容はこう書いてあった・・
「はじめまして こんにちわ この手紙を読んでくれてありがとうございます
私は 都会に住む 12歳の えみ です
この手紙を読んでくれたあなたは優しい人ですね 私はこの手紙が届く頃には
生きていません 私は白血病でまもなく死んでしまいます・・・私は・・
毎日 毎日 無菌室に入れられて 入院退院を繰り返して疲れちゃった だって
こんなに苦しむくらいなら早く お空の上に飛んで行きたいって
誰かに この事を知ってもらいたいから 私の存在を知って貰いたかった
私は こんな身体だから 友達もいなくて 寂しくて寂しくて
でもね そんな時 この白い鳩さんが飛んできたの 迷いこんできたみたいで
私の病室の窓から入ってきたの その時から この鳩さんとお友達なの 可愛いでしょ
この子の 名前は「元気」だょ 元気に飛びまわってほしいからね・・・
でね この子の私がいなくなったら お世話できる人がいなくなってしまうから
私からのお願いです こんなことお願いするのおかしいんだけど・・元気の事
可愛がってください 私からの最後のお願いです 私の手紙最後まで読んで
ありがとう そろそろ疲れちゃった寝るね・・バイバイ
えみ より」
俺は近所のスナックで 酒を飲み そこの酒場のママさんと 語りあい
酒場のママさんの 昔話を聞き 俺は頷き聞いている
俺は 空(から)になった酒瓶に もう一本追加した
俺は もぅ こんな年になったかと鼻で笑い また 酒で自分をごまかし生きている
世間の波に飲み込まれ こんな姿になった俺を見て 無様な格好を見た お前はガッカリするだろう
周りでは 若者達のマナーのない行動に 腹を立て また 酒を飲む
この酒で 全て 忘れることができるなら たとえこの命燃え尽きようとも
構わないと 自暴自棄になったあの日 俺はあの時のままだと自分を責め続けている
俺は また空(から)に酒に気づき また 酒瓶を注文する
酒場のママさんが 「飲みすぎよ」と 俺に言う
俺は 「わかってる・・」とママさんに言葉を返し また酒を飲む
俺は 酒を飲みながら お前の言葉を思い出していた
俺が酒を飲むとお前は いつもこう言っていた
「また 無理してるでしょ 貴方はそうやって自分を傷つけ 生きているのね」って
俺は そんなお前の言葉を思い出し まだ お前の事が好きなんだと・・
俺は 飲んでた酒をやめ 酒場のママさんに 勘定を払い
外に出た 俺は 携帯電話を見て お前の番号を押していた
「もしもし・・と」お前の声が聞こえてくる
俺は 「もしもし」と返した お前が「どうしたのこんな夜遅くにと」お前がいい
俺は 少し照れくさそうに「お前の声が聞きたくなったんだ」と言った
お前が 優しい声で 「大丈夫だよ・・貴方のそばにいるからと・・・」
俺は なぜか涙を出てきて 今まで我慢してきたものが 一気に溢れだし
俺は電話ぐちで 泣きじゃくった 子供のように俺はお前に甘えていた
お前が 「よしよし・・」って 俺は フラフラしながら家にたどりつき
お前が「貴方が眠るまで 私 電話切らないからね」って
安心したのか 俺は いつのまにか お前の声を聞きながら
眠りについた・・・・薄れゆく意識の中で お前の声が聞こえてくる
「好きだよ・・・いつまでも・・・」