「愛と女性について」
女が男のこの上なく美しい
半身として与えられもしたように
夜は この世のなかば
それも
この上なく美しいなかばなのに
(「フィリーネ」という詩、一七九五年作、から)
女というものは その本分どおり早くから 仕えることを習うがよいのです
仕えることによって 始めてやがて治めることが
また家の中で分相応の力を持つことが できるようになるのです
女兄弟は 早くから男兄弟に仕え 両親に仕えます
女の一生というものは 年じゅう絶え間なく行ったり来たり
あげたり運んだり 他人のために支度したり間に合わせたりするものです
(「ヘルマンとドロテーア」第七の歌から)
ふたりのしもべを使っている主人は
よく世話をしてもらえない
家に女がふたりいたら
きれいに掃除できないだろう
(「西東詩編「ことわざの書」から)
女を遇(ぐう)するには寛大になせ
女は曲がれる肋骨もて作られたり
神もそを真直ぐにはなし得ざりき
そを曲げんとすれば折れ
捨ておけば なお曲がる
汝(なんじ) よきアダムよ
より悪しきことありや
女を遇するには寛大になせ
肋骨の折るるは 好ましからず
(西東詩編「観察の書」から)