1 マサの王レムエルが母から受けた戒めのことば。
2 私の子よ、何を言おうか。私の胎よ、何を言おうか。私の誓願の子よ、何を言おうか。
3 あなたの力を女に費やすな。あなたの生き方を王たちを消し去る者にゆだねるな。
4 レムエルよ。酒を飲むことは王のすることではない。王のすることではない。「強い酒はどこだ」とは、君子の言うことではない。
5 酒を飲んで勅令を忘れ、すべて悩む者のさばきを曲げるといけないから。
6 強い酒は滅びようとしている者に与え、ぶどう酒は心の痛んでいる者に与えよ。
7 彼はそれを飲んで自分の貧しさを忘れ、自分の苦しみをもう思い出さないだろう。
8 あなたは口のきけない者のために、また、すべての不幸な人の訴えのために、口を開け。
9 口を開いて、正しくさばき、悩んでいる人や貧しい者の権利を守れ。
レムエルというのは、一説ではソロモン自身ということなので、もしかするとこの箴言は、ソロモンが自分自身を客観したものではないか、と思った。
さてその王の母の教えとは、核心に迫るようなものだ。
酒と女。
日本史においてもこのことは、王につきもののようなこととして出て来る。
特に、堕落したリーダーはこの辺で堕落している感じもする。
私は酒を飲まないのではなく飲めないので、酒の問題についてはさほど心配はしていない。
女のことについても、これまで何か性に溺れてしまったような記憶はない。
ただ、これについては”素質”ありだ。
私はそもそも王ではないけれど、家族ではリーダーであり、教会でもそういう役回りになることもある、仕事でも自然とそういうポジションになっている。
だから、酒と女。
このことについて、特に注意を払うようにしていきたいと思う。
そして、そうすることで何をすべきかも述べられている。
自分のために口を開くのではなく、弱者を守れということだ。
私は悪い癖で、聖書を独自解釈してしまうことがよくあるが、それは良くないことだ。罪だ。
だから今日はシンプルに、女について注意したい。
家内との行動が多くなるはずだが、神の警告と受け止めよう。