大麻は麻薬及び向精神薬取締法(麻薬取締法)とは別の法律、大麻取締法で規制されています。大麻取締法が禁止している行為は、大きく分けると①大麻の栽培、②大麻の輸出入、③大麻の所持・譲り受け・譲渡し。①と②については7年以下の懲役刑、③については5年以下の懲役刑が定められています(大麻取締法24条1項、同法24条の2第1項)。
現在、大麻の吸引(使用)は「犯罪」ではありません。所持だけが違法となるので、権力は必死で証拠の大麻を探すのです。しかも微量の大麻では書類送検どまりとなることも多い。ところが最近、大麻の使用を禁止する「使用罪」の創設を柱に、大麻取締法などの改正が検討されています。
海外では、大麻はアルコールより安全な薬物とされています。
「ビールを買うには身分証明書がいるのに、マリフアナは闇市場で身分証明書なしで買える」「考えてみてください。ビールに闇市場がありますか」ーーーカナダ ジャスティン・トルドー首相
アルコールは、交通事故や家庭内暴力といった他者へのリスクが高いのですが、規制はそれほど強くありません。たばこは喫煙者への害の可能性はもちろん、受動喫煙や子どもの呼吸器への影響といった他者へのリスクもあります。他方、大麻はそれほどリスクはありませんーーー元ニュージーランド首相ヘレン・クラーク
日本では、大麻所持で大麻取締法で逮捕・起訴されると実名も顔や職業、住所までが晒され、「犯罪者」として叩かれます。無罪になっても公開された情報もデマも消えません。「麻薬」中毒者のレッテルを貼られた被逮捕者が社会に復帰するのは難しくなります。これは良くないでしょう。「犯罪」といっても誰も傷つけていないのに。
もし被逮捕者が大麻に依存していたなら、刑務所などもってのほか。この人は患者なのだから治療が必要です。刑務所に入れるべきではありません。
雑に書いてきましたが、最近、大麻で逮捕される事件が多いので、とりあえず書いておきたくなりました。件の俳優については大麻所持でも微量と聞いているので執行猶予つくかなぁ。著名人であることが逆に作用しないといいですが、一審判決は9月1日とのこと。まだ前を向いている被告人は依存があるらしいので、治療に励める環境を得られるように祈りたいです。
2023.9.28 K子
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【速報】「リラックスした気持ちになり眠れるから」永山絢斗被告が初公判で起訴内容を認める 中2で初使用 懲役6か月を求刑 判決は9月1日 大麻所持の罪 東京地裁
https://news.yahoo.co.jp/articles/75a0cfacb90049cf139d9633d78321bb9d0303f3



