ブレーカーが落ちて、復旧するまで(日常生活の中での話)。 | 明日のわたしへ

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昨日のわたしが今日のわたし、明日のわたしとは限らない。だから、わたしは明日のわたしに記録を送る。
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 金曜日、換気扇の掃除して、周囲まで石鹸液つけて拭いていたら、カチッといってブレーカーが落ちた。何度ブレーカーあげても下がる。台所の電灯も冷蔵庫もレンジも電気が使えない。そうだ、こういう例をパソコンで検索しよう、と思ったけど部屋の電気もWi-Fiも使えなかった。ど、どうしてー? 気持ちよく掃除していたのに、パニックになりそう・・

 でも、気持ちを立て直すために、とりあえずチョコやクラッカーをかじった。昼飯もまだでかなり空腹だった。それから、スマホで検索した。すると、ブレーカーが落ちることはよくあるようで、たくさんの事例があった。電気修理屋さんの宣伝も多かった。しかし、その時はまだ、ブレーカーが落ちる事例が多いことを知って安心して、「理由と対策」をきちんと読んでいなかった。

 わたしは、「ブレーカー落ちたんだから、九州電力に電話しなければ」と思って九電の電話番号を検索した。しかし、今どきの会社は電話番号って掲示していない。メールかチャット、LINEでお問い合わせ下さいなのだ。それで思いついたのが不動産屋。賃貸の入退去で電力会社に連絡していたはず(個人の思い込みです)。よし、不動産屋に電話だ!
「ブレーカーが落ちて戻らないんです。電気が使えないんですけど、九電の電話番号を知りたいんですが」と言うと、
「ブレーカーが?それは九電じゃないんですよ。電気屋さんですが、かなりかかりますよ」と言われた。
「換気扇の掃除をしていてコンセントあたりに水がかかったのかもしれないんですけど、修理はそんなに高いんですか」と尋ねると、
「それは漏電かもしれない。電気屋でも乾かすしかないんですよ。どのくらいかかるかはわからないですけど、もう少し待ってみたら?」とのこと。
 ドライヤーで乾かしたらとか、電気が使えないのにアドバイスするところが面白い不動産屋だけど、電気修理屋さんの電話番号を教えてくれた。

 改めて、「ブレーカーが落ちて上がらない時」を検索した。そこで得た知識。わたし以外は誰でも知ってるかもだけど。

 1,ブレーカーには”アンペアブレーカー””漏電ブレーカー””安全ブレーカー”3つがある。
 2,アンペアブレーカー。契約ブレーカーとも呼ばれる。契約容量がオーバーした場合に作動し、家全体の電気が遮断される。
 3,漏電ブレーカー。電気が回路外に漏れたこと(漏電)を検知し、被害を防止するブレーカー。小さな作動ボタンやテストボタンがある。
 4,安全ブレーカー。各部屋のコンセントごとのブレーカー。

 だから、マイルームで落ちているブレーカーは、安全ブレーカーだ。漏電かどうか、どこが漏電しているかを確認するのは簡単だった。まず、すべてのブレーカーを落とす。アンペアブレーカーをあげる。次に漏電ブレーカーを上げて、安全ブレーカーを一つずつ上げていく。うちは3つしかない。そのうち2つは落ちなかったけど、一つは落ちた。これだよ、これの先に換気扇があるに違いない。しかし、変わった配線で、冷蔵庫やレンジは部屋のブレーカーに繋がっていたのか、使えるようになった。電気が入らないのは、台所と風呂場の電灯だけ。ラッキー、冷凍庫の食品は守られた。
 ということで、換気扇のコンセントが乾くまでの我慢で、風呂・トイレは暗かったけど残りの電気は使えて生活できた。

 翌日昼に、落ちていたブレーカーを上げてみたら落ちてこなかった。はー。良かった。戻ってきた。次の掃除ではコンセントは洗わないことにしよう。それにしても、ちょっと電気が使えないだけで、かなり不便で不安だった。「災害にあって電気が来ない人は本当に大変だね。こんなことでいうのはあれだけど、少し気持ちがわかった」と家族がしみじみ言っていた。本当に生活の安定はとても大切。政府はしっかりと市民の生活に向き合い、改善の努力をしてほしい。

※画像は、新しい換気扇カバーつけた換気扇。築50年のビルで換気扇が小さく、カバーがあっていない。漂白しても白くなり切れない壁。洗えない電気コード。。。汚い。