あるライダーから頂いたものを若い子に

どうも❗

娘の様な女優さんが出産して、テンションあがってたら『孫できたおじいちゃん❗』とツッ込まれた者です

パパ、頑張ってね❗

昨日、来週リハ、本番の現場の打ち合わせしてちょっとだけ川越散策してきました

さて、昨日の拙ブログで『構え』の話をさせて頂いた流れで、大事なのは構えそのものではなく、そう思考する『イズム』という話えお頂いた事があります

日本イズム、刀を持つ者イズム、ライダーイズム・・・そう話していると、私イズムもあれば、我々イズムは我々の師のイズムがあってなるもの

師に感謝です

その師の１人の大野剣友会の岡田さんが、あるライダーと『イズム』の話をされてた事がありました

荒木しげるさんという俳優さんです

荒木さんが演じたのは『仮面ライダー・ストロンガー』
当時のライダーの中で、最も荒っぽいライダーを演じた、でも本当はとても優しい真面目な方
フォー・セインツのドラムとしてデビューし、俳優デビューがいきなり主役だった

大野剣友会の道場にもきちんと来て、それがキッカケで距離が近づいたそうです

撮影はタイトでハード

今みたいにCGもない、一切が『ヒトの手で演じる時代』

毎日生傷だらけの毎日で『子供番組』と言われ続け、それでも『ライダー』を演じ続けた

しかし、先人の苦労が実った昨今、ライダーは見直され、今日に至る❗

1997年に入院された時、お医者さん達が病室に押しかけて来て、サイン攻めにあった事があったそうです
実は担当のお医者さんが、ストロンガーを見て育った世代の大ファンだった
そのお医者さん達『あの頃、僕達を守る為に傷ついた、憧れのヒーローの体を診れるのはとても光栄です』
ストロンガーは驚きながら『こんな体験は仮面ライダーを演じた自分たちだけだね』と笑った

2012年4月13日
危篤状態となり、一度心臓が止まった
しかし、家族が枕元で『パパ、仮面ライダー格好良かったよ❗』

と呼びかけると、荒木さんは呼応するように息を吹き返したそうです
・・・しかし翌日、ついに帰らぬ人となった
師は言う『ライダーやったヤツはそう簡単には逝かねぇんだが、いいヤツからは逝っちまうからな・・・』

私が荒木さんに最後に御挨拶させて頂いたのは震災前のNHKホールでした

岡田さんの話、思い出の話をいくつかしてくださって

イズムの話も覚えていておられ、激励まで頂きました

荒木さん❗️あの時の約束・・・私はもう少し頑張ってみます