ストロンガーとの約束

どうも❗

ある子に『小松せんせーの裏切り者❗』と、泣かれた者です

でもな、世の中には言わねばならない事がある

君が若い先生が止めるのも聞かず、どぶろっくの『あの歌』を大声で歌い続けた事をお母さんに言わなければ・・・

隣で必死に頭下げてるお母さんにひっぱたかれた今の痛み

それが『恥』というものだ🎵

ってか裏切ってない❗どっちかってーと先生よりだわ❗

若い女性の先生が何回言ってもやめなかったので、若い先生に言いつけられ

私が止めてもきかなかったので、お母さんに言いつけました❗️

今時、骨のあるお母さんの頭スパーン❗は見事でした❗️

ちょっと笑っちゃった🎵

『この子バカなんでしょうか？』

この時期のお母さん、ちょっと疲れぎみでそう言いましたが

『大丈夫です🎵この時期の男の子なんて、こんな感じです🎵バカで、おっちょこちょいで、抜けてて、やらかしちゃって・・・そして、デカくなって荒れても偉くなってもお母さんには一生、頭が上がらないモンです❗そして、たまに『お母さんに富士山買ってやる❗』とか言い出すモンです🎵』

頑張れよ🎵

さて、昨日の拙ブログで『構え』の話をさせて頂いた流れでメンバーの１人と、大事なのは構えそのものではなく、そう思考する『イズム』という話になりました

日本イズム、刀を持つ者イズム、ライダーイズム・・・そう話していると、私イズムもあれば、我々イズムは我々の師のイズムがあってなるものだな～と、師の１人の大野剣友会の岡田さんの話をした

その岡田さんが今日、命日の『ある仮面ライダー』の事を話した時の事だ

『アイツは、ほとんど(ノースタントで)やってたよ』
荒木しげるさんという俳優さんです

荒木さんが演じたのは『仮面ライダー・ストロンガー』
当時のライダーの中で、最も荒っぽいライダーを演じた、でも本当はとても優しい真面目な方
フォー・セインツのドラムとしてデビューし、俳優デビューがいきなり主役だった

大野剣友会の道場にもきちんと来て、それがキッカケで距離が近づいたそうです

撮影はタイトでハード

今みたいにCGもない、一切が『ヒトの手で演じる時代』

毎日生傷だらけの毎日で『子供番組』と言われ続け、それでも『ライダー』を演じ続けた

しかし、先人の苦労が実った昨今、ライダーは見直され、今日に至る❗

1997年に入院された時、お医者さん達が病室に押しかけて来て、サイン攻めにあった事があったそうです
実は担当のお医者さんが、ストロンガーを見て育った世代の大ファンだった
そのお医者さん達『あの頃、僕達を守る為に傷ついた、憧れのヒーローの体を診れるのはとても光栄です』
ストロンガーは驚きながら『こんな体験は仮面ライダーを演じた自分たちだけだね』と笑った

2012年4月13日
危篤状態となり、一度心臓が止まった
しかし、家族が枕元で『パパ、仮面ライダー格好良かったよ❗』

と呼びかけると、荒木さんは呼応するように息を吹き返したそうです
・・・しかし翌日、ついに帰らぬ人となった

師は言う
『ライダーやったヤツはそう簡単には逝かねぇんだが、いいヤツからは逝っちまうからな・・・』
私が荒木さんに最後に御挨拶させて頂いたのは震災前のNHKホールでした

岡田さんの話、思い出の話をいくつかしてくださって

あの時の約束・・・私はもう少し頑張ってみます

そんな事を話すと『俺、小松さんイズムに助けられてました❗』

そう話すソイツはとてもいい顔してました❗

もうちょい足掻いて頑張るか❗