先日、有名アイドルグループさんの選挙なるものがありましたね。

何度かお仕事で御一緒させて頂いた子がいたのですが、どうなったかな?

実はこういう『ランキング付け』は江戸時代にもありました。

『見立て番付』というもの。

相撲の『番付表』って見たことありますか?

中央から東と西に分け、大関、関脇、前頭と順位を付けた表ですね。

これに『見立て』て、美人の看板娘、モテる職業、武将、あい嫁、いい旦那、ペットなどなど、あらゆるものの番付が江戸庶民の娯楽でした。

その中に『江戸で一番偉い人』ランキングってのがあります。

江戸時代の『江戸』で一番偉いのは、パッと考えれば武士!将軍様はじめ、参勤交替で大名行列を従えて来る大名達。

参勤交替でなくても江戸の街中には、武家の威厳を纏った『大名籠』が十人以上、下手すりゃ数十人のお供を連れて闊歩してます。

この前を横切ろう者は『無礼討ち』される事もあり、討たれないまでも、ただでは済まされません。

ところが!

江戸市中の大名行列を『横切っても平気な人がいます』

それは『産婆さん』!

医学の知識の乏しかった時代、腕のいい産婆さんは、そこらのお医者さんさんよりずっと頼りになる存在でした。

死産も多かった時代、出産は町人も武士にとっても『一大事』だったんですね~

町人や下級武士も市井の産婆さんにお世話になり、上級武士の家でも、経験を積んだ乳母や母親達が出産に立ち会い、彼女らも『産婆さん』でした。

彼女らが江戸の子供達の産湯を世話したんです。

その為、江戸っ子や江戸在住の武士達は、産婆さんに頭が上がらなかったんですね♪

軍事都市だった江戸は、当初は男性が極端に多く、女性が少ない都市でした。
しかも元から多い上、さらに『参勤交替』で男性がガバッと、増えます。

実は、江戸近郊を『下に~下に~』って歩くのは、実は将軍の行列しかありません。

だって『将軍様の領地』だからですね。

他はむしろ毛槍舞などしながら来るので、大名行列は人だかりになってたんです。

しかも、そんなに人間を連れて来たら、宿代だけでもバカになりません。
そのため、多くは『数合わせ』で雇われた『バイト』でした!

そして江戸在住の彼らは、大名行列の先頭をきって、産婆さんを守った!
なんてエピソードもありました!

かくて『江戸で一番偉い』のは産婆さんと言われた一幕でした♪