小松雅樹の武器と歴史の工房-120119_1415~01.jpg

近藤勇…幕臣で師で団体のリーダーで…パワフルで無鉄砲な武州堅気の人

先日、次の舞台で難航している若い子に手伝おうか?
と言うと『小松さん、やり過ぎてめちゃめちゃにしちゃうんじゃ…』
と言われました。がーん…
ちゃんとやってますよ~

以前ある人に
『歩くお守り』と言われた事がある。
その手の職業をしている知り合いには重宝される。

またあるアイドルさんから
『普段は優しいのに殺陣やってる時の小松のオーラがハンパじゃない!気で殺される!』
と化け物扱いされ、他のイケメン君は、舞台やる仲間に
『小松さん達?ああ、サイヤ人だよ!』
と言ってるらしい。

一応人間です。
こんなのがやっていいのかな?

ある俳優さんに
『小松さん、若い子に優し過ぎるんじゃないですか?小松さんに失礼なの良くないですよ』

と言われる事も多々ありますが、私は『自覚』『自律』でやってほしいと思ってます。

やる事、役者に取っては芝居。
殺陣稽古では殺陣をきっちりやってれば、大丈夫なんです。

技術的には『あるハードルを提示して』やってるつもりです。わいわい言うのはその子が『出来てないのがわかっているから』だと思ってます。

怒鳴ったり怒ったりするのは『現場』でやります。

殺陣も演技も歴史も、先生やって一番大事なのは、まずはその人に『どうやったら上手く伸びるか?』
を伝える事なんだと思います。

人間、興味をもったら努力しますが、何を持ってその子が興味を持つかはその人それぞれですよね?

だから稽古で『色々なパターン』を示す事にしてます。

やって見せて、示して、後ろは付いて来るとは山本五十六の言葉でしたが、戦国武将もそうでしたからね。

ギリシャの兵法に『アテナイ型』と『スパルタ型』ってのがあります。

アテナイ型は、指揮官は後方に陣取り、盾を構えて密集集団を押し進める戦法

スパルタ型は族長自らが先頭に立ち、楔型の陣で突撃する戦法

私は後者でありたいかな

次に演じさせて頂く『近藤勇』はそんな人にしたいですね。

もちろん実際は計算もしてるだろうし、強い方です。

しかし今回はそんな、自ら行い、背中を示し、いるだけでお守りになる様な…

そんな近藤さんでありたいです。

普段は土方が多く、近藤さんを演じるのは初めてですが、私なりの近藤さんを精一杯頑張ってみます!