小松雅樹の武器と歴史の工房-110929_0021~01.jpg

段々涼しくなってきて、そろそろお鍋の季節だね~と話をしていた所、秋田名物『きりたんぽ』の話に!

きりたんぽの作り方は、杉の棒に半分程潰したご飯を巻き付け、囲炉裏で炙ると出来上がり♪
今ではお魚用のグリルで焼いたりしますね。
味噌をつけてかぶりつくもよし!
お鍋に入れるもよし!
お鍋はの具は比内地鶏が定番だったんですが、今や手に入らない為、普通の鶏肉でもOK!

実はこのきりたんぽ、元々切る前の段階は『たんぽ』と言い、これを切ったのが『きりたんぽ』と言うそうです。

この『たんぽ』
本来は稽古用の槍先に付ける、綿を丸めて布で包んだもの。
これに形が似ていた為、その名がついたそうです。

しかし、よく見る槍の稽古用のたんぽは丸いですが、きりたんぽは細長い。

これは、由来からするとですが、槍の刀身の部分も打突部位として布で包んでいた事が伺えます。

槍の技法は古来は『突く』ではなく、重量に任せて『ブッ叩く』ものである事が伺えます。

この頃の槍のたんぽに似ていたのかもしれませんね♪

また、拓本を作るときに墨をつけて叩く、絵をかくときの筆に当たる道具も『たんぽ』と言われます。
漢字では『短穂(打包)』と書き、綿などを布で包み、ボール状にして縛って、ある部分を持ちやすいように棒状にしたもの。
古来は、人毛を真綿でくるんで紅絹の布で包んで作りましたが、現在はナイロン綿を目の細かい化繊布でくるんで作る様です。

きりたんぽは『マタギが持って行ったご飯を潰して焼いたもの』って説がありますが、そんな時代の冬に白米が食べられる身分なら猟に入らなくてもいいだろうし。
今のスポーツハンティングとは違う訳ですし。

これらを鑑み、やはり武士の槍たんぽからってのが元かもしれませんね♪