今日、衣装通しをしました。
音響さんも入って、衣装、小道具もついて、嫌が応にも気持ちは高ぶります♪

ある一族は鎧だったり

小松雅樹の武器と歴史の工房-110728_1317~01.jpg

ある一族は陣羽織りだったり

またある一族は鎧直垂れだったり
と状況もありますが、個性を出したりしてみました。

ただ!

芝居も戦ですが、衣装の着替えがハンパじゃない『戦』に!

まあ、普通の役者は鎧直垂れなんてやらないよね…

戦国時代が鎧陣羽織りになるのはやはり戦国末期。

または戦の真っ最中!

当然普段は『平服』や『礼服』来てます。
直垂れを着なくてはいけない『場面』もあるんですね!
コレ、着付けも大変なら、時間もない!

教えはしましたし、出来る子とサポートに入るんですが、通しになると、容易にパニクる子も出て…今日は散々な『とりあえず着ました』って感じで出る子も…

時代劇には着付け、着方に『美学』があります!

女の子はまあなんとかやってくれますが、男の子は腰紐も持ってない子も!

ここは厳しくいきたいので、通し後には『早替え稽古』を!

我々は1分あればできる事も、慣れない子はそうもいかない!
ではどうするか?

『着慣れ』しかないんですね。
だから稽古から袴をはく訳です。

袴の手の結び方も『結び切り』『一文字』『十文字』『結び止め』と、戦や場により違いがあるんです。

帯も『貝の口』と『ハコ』があるように、公式の場や戦でも着方が違う場合があります。

明日は『早掛け』を細工させないと~

最早『先生』ではなく『お父さん』…

体がガタガタになって帰り、ご飯とシャワーを済ませ、今、ありったけの腰紐を探して、早掛け用の小物を引っ張り出し、雑黒や緩衝材を出して、秘密兵器を作り足して…

みんなもですが、主役がかなり『いい芝居』してくれてますので、気合い入れないと♪

私の自慢の弟分です!

皆様よろしくお願いします!

明日も頑張ってきます!