昨日の夜はリハーサル兼、稽古場のシメだったので、稽古場の大掃除をして、ささやかながらクリスマス会&忘年会やりました!

まあ、いつもの呑み会とも言いますが…

恒例のちょっとした『クリスマスプレゼントの交換会』も!

クジを作って、引いた名前の人のプレゼントが当たるって方法で、これ、毎回ウケ狙いの奴がでます!

ちなみに私が引いたのは
小松雅樹の武器と歴史の工房-101226_0139~01.jpg

…誰だこれ仕込んだの…

さ、現場ももうすぐ終る!
そしたら柳生十兵衛の稽古!

あ…ここでちょっとした質問を紹介。

『江戸時代はちょんまげなのに、柳生十兵衛は変わったちょんまげをしてますね?
あれはなんですか?』
という質問。

宮本武蔵や十兵衛に見られるあの髪型は『茶筅』と言われます。

実は『ちょんまげ』が多くなったのは、この頃から。
それ以前の戦国時代はこの『茶筅』の方がポピュラーでした。

それが『武士はちょんまげ!』って事になったのは、家康が死ぬちょっと前に制定した緒法度からです。

曰く『もう、戦国時代は終わり、天下は平定されたのだから、今更民衆を苦しめていた戦国時代の荒々しい風習はやめるように!』

というもの。

民衆を苦しめていた!なんて言われたら、否定できない部分が出てきちゃう。
家康マジックですね。

内容の一部の『武士の頭髪及び刀の事項』で
髪型はちょんまげにすべき!
髭も剃る!
また戦国時代のようにバカでかい刀はやめ、定寸の刀にする。
などなど

これらにより武士は『いくさ人』から『サラリーマン』へと変わっていき、家康は反乱を起こしそうになる『気』を外見や服装を自分カラーに染める事で、抑えていく訳です。

そういう意味で、家康は民衆コントロールのツボを得ており、人気のある敵対勢力を上手く自軍に取り込んだり、相手の情報を操作し『悪』に仕立て上げたり、自分のエピソードを美化するのは上手かったんです。

そして、日本人特有の『法律がそうなっちゃったから的臣従』を始めたのも家康でした。

しかし、慶長~寛永くらいまではまだサラリーマン化に反発し、打倒徳川を狙う人も『いた』と思います。

十兵衛らの茶筅髷はその反骨精神の現れですね。

まだ『もしかしたら』刀槍の働きで、何かを得られたかもしれない『最後の時代』でした。