小松雅樹の武器と歴史の工房-101028_195549.jpg
さて世にいう『悪役』というものがあります。
敵役、斬られ役、を兼任する事もありますね。

悪には悪のアイデンティティと言うものがありますが、作品内に詳しく描かれる事はあまりありません。

ところが『ヒーロー』を描く場合は、悪役をしっかり描かざるを得ない!
なぜならヒーローは悪役がいるから成立するからである。
悪役がいるからヒーローが映える!
という言い方もあります。

ただ、我々の持論では悪役が弱くてはダメなんです。
ヒーローが弱い者イジメに見えてしまうからです。

こういった理由から『悪役の重要性』を鑑みると、やはりヒーローにとって『壁』でありたいですね。

先日、殺陣師の上田さんが私を引き合いに
『悪役ってのはシン(主役、ヒーロー)の1.5倍強くないとダメなんだよ!』
と、若い子にダメを出してました。

私は言葉で説明するのが苦手な時は『やって見せる』のが一番と思い、いろいろパターンを演じてみます。

今回もそうやって試行錯誤してみました。

果して大丈夫だったかはお客様にお任せするとして、一つ嬉しい事がありました。

私が20歳そこそこの頃からお世話になっていた、剣友会の岡田さんに久しぶりにお会いしました。

今日の昼の公演を見て頂いて
『おう!お前、いい悪が出来るようになったな!』

と言われました。

嬉しいかったですね。

誰よりも認めて欲しかった人に最高の言葉を頂いた気がします!

今日は他にもいいメンバーが見に来てくれて、公演後はちょっと嬉しい酒でした!

さあもう折り返し!

頑張ってきます!