
さて世にいう『悪役』というものがあります。
敵役、斬られ役、を兼任する事もありますね。
悪には悪のアイデンティティと言うものがありますが、作品内に詳しく描かれる事はあまりありません。
ところが『ヒーロー』を描く場合は、悪役をしっかり描かざるを得ない!
なぜならヒーローは悪役がいるから成立するからである。
悪役がいるからヒーローが映える!
という言い方もあります。
ただ、我々の持論では悪役が弱くてはダメなんです。
ヒーローが弱い者イジメに見えてしまうからです。
こういった理由から『悪役の重要性』を鑑みると、やはりヒーローにとって『壁』でありたいですね。
先日、殺陣師の上田さんが私を引き合いに
『悪役ってのはシン(主役、ヒーロー)の1.5倍強くないとダメなんだよ!』
と、若い子にダメを出してました。
私は言葉で説明するのが苦手な時は『やって見せる』のが一番と思い、いろいろパターンを演じてみます。
今回もそうやって試行錯誤してみました。
果して大丈夫だったかはお客様にお任せするとして、一つ嬉しい事がありました。
私が20歳そこそこの頃からお世話になっていた、剣友会の岡田さんに久しぶりにお会いしました。
今日の昼の公演を見て頂いて
『おう!お前、いい悪が出来るようになったな!』
と言われました。
嬉しいかったですね。
誰よりも認めて欲しかった人に最高の言葉を頂いた気がします!
今日は他にもいいメンバーが見に来てくれて、公演後はちょっと嬉しい酒でした!
さあもう折り返し!
頑張ってきます!