小松雅樹の武器と歴史の工房-100111_1439~01.jpg
今日は朝から現場でした…
寒かった~

さて、今日は沖田総司について

一説に沖田は白河藩士沖田勝次郎の長男として生まれる
とある。

2歳の頃、父の死により家督を幼い総司が継ぐのは荷が重いのでは?との事から11歳上の姉、光が婿を迎え家督を存続。形式的にはその婿は総司にとって先代(武家社会の形式では父とされる)となります。

この時、光は、一度、天然理心流三代目近藤周斎の養女となり、そこから嫁入りという形をとった為、法的には近藤勇は総司にとって義理の兄となった。

封建的な江戸時代、身分の違いで結婚できない事がありました。

そこで、まず一旦、武士の養女となり、一時的に『武士の娘』になるります。こうなればその娘は武士の娘なので、堂々とその『家』から嫁入りできる訳です。
これが『相手が武士階級でも結婚できる』という裏ワザ!

しかし!ここで謎が生じる!

家がもと白河藩士ならわざわざ近藤家の養女にならなくてもよかったはず?

また、今回は婿を迎える訳なので、元々藩士なら婿入りする方はべつに申し分ないはず。

しかも白河藩士と半農郷士の近藤家では白河藩士の方が上、わざわざ身分の下の家に?

という事。

推測の一つ
父の死により御家は一度取り潰されている可能性。
そうなるとやはり身分の釣り合う家に一旦入るのはわかります。

もう一つは相手と相手の家に何らかの(例えば『勘当』などの)問題がある場合。
また、相手自身が問題のある人である場合。

話は代わり9歳で天然理心流に入門し。
このあたりから姉の夫のエピソードがぷっつり消えます…

で、さほどしないうちに、気組重視の天然理心流で『素質を開花させ、著しく腕を上げた』とあります。

我々、古武道の門人に伝わる逸話には、腕を上げる方法の一つに『人を斬ったら…』というのがあります。

これらの事から想像すると、仮定ですが『沖田が最初に殺したのは父(代わり)だったのでは?』という仮説
『歪んだ天才』のエピソードに発展しえる推測ではなかろうか。

さて…真実は誰もわかりません。

しかし我々は史実(資料)や史実による状況から『推測』し『研究』し、私ども俳優は『人間』を演じる訳です。

実は今回の沖田考察は、私の以前描いた新撰組の台本上の総司です。

あくまで仮説です。

さて、あなたならどんな沖田総司を想像しますか?