秋の夜長に一層闇が深い…Celtic Frost - ”Monotheist” | ☆エマニエル浜口の無節操な音楽ブログ☆

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秋の夜長に闇が一層深くなる一枚…

 

 

 

2006年に復活した作品を聴いた時、歳を経てこうも暗く、重く、そして邪悪になるのかと驚いた作品でもありました。

 

 

帝王

Celtic Frost 

Monotheist

 

 

0:00 - Progeny 
5:01 - Ground 
8:56 - A Dying God Coming Into Human Flesh 
14:35 - Drown in Ashes 
18:58 - Os Abysmi Vel Daath 
25:40 - Temple of Depression (bonus track) 
30:39 - Obscured 
37:45 - Incantation Against You (bonus track) 
42:51 - Domain of Decay 
47:28 - Ain Elohim 
55:03 - Triptych: I. Totengott 
59:28 - Triptych: II. Synagoga Satanae 
1:13:53 - Triptych: III. Winter (Requiem, Chapter Three: Finale)
 
 
スイス出身。
Hellhammerを前身に84年代にデビュー、現存するDeath MetalやBlack 、Doom等邪悪さを売りにするバンド全てに影響を与えたというのは全く持って嘘じゃない、それらの始祖であるCeltic Frost。
 
 
 
 
 
ちょっくら後期は大迷走した感は否めませんが…(^-^;
 
 
 
 
 
それでも彼らの評価が下がることは有りません。
 
 
 
 
 
1993年に解散した彼らが2001年に再結成し、2006年に遂にアルバムが出ると発表があった時はファンは正に驚きと狂喜乱舞でしたね。

若干の不安もありましたが(笑)

 
 
 
しかし聴いてビックリ。
後期の迷走は一体どこへやら。
 
 
 

私の第一印象は”エグい”(^-^;

 
 
この完全なる、そして徹底的な闇はなんだ?
 
 

彼らも歳取って丸くなるどころか、より一層邪悪になったのが凄い。

初期の売りでもあったスピードは意図的に抑え、スローで徹底的にへヴィ。

曲は長いし、Into The Pandemoniumの実験性やゴシック観をも完全に消化し飲み込んだ作品。

デス声やグロウルじゃ無くてもこれだけ邪悪で幽玄な作品になるんだぜ。

あのトム必殺の”ウッ!”と声だけで彼と判る個性と凄さ。

本質とは何かが隠されてる気がするな。

 

 

 

帝王の名に相応しい。

 

 

 

 

しかしバンドとしてはこれが最後になるとは…。

 

 

 

Celtic Frost - Live at Wacken 2006

1.Ain Elohim 0:21 

2.Necromantical Screams 7:51 

3.Dawn of Meggido 14:02 

3.Visions of Mortality 20:25 

4.Into the Crypts of Rays 25:35 

5.Circle of the Tyrants 30:23 

6.Triptych: Synagoga Satanae 35:58