今日は1983年にリリースされた”Ball To The Wall”に伴うアメリカツアー、クリーブランド公演のブートの紹介です。
本国ドイツやヨーロッパ、日本ではMetal Heartが売れてるのに
アメリカでは実はBall To The Wallの方が売れてるんですから面白い。
趣向の違いなんでしょうね。
いよいよ本格的にアメリカ進出を企んでのツアーですが、確かこの頃はSaxonの前座で周ってたんじゃなかったっけ?そのトリであるSaxonを完全に喰ってしまったと話題になってた記憶があります。それくらいに勢いに違いがあったと。
ワタクシは、”Breaker”、”Restless & Wild”、そして”Ball To The Wall”期のAcceptが好きなので、クラシカルだなんだと様式美ファン寵愛の”Metal Heart”ではなく”闇の反逆軍団”の名に相応しい重々しくアンダーグラウンド臭が漂っていた頃のアルバム、そしてどういうライブをやってたのか惹かれます。
ちなみに持っているのはブートですが、最近色んなアーティストのライブ音源を乱発しているAlive The Liveシリーズでもリリース中。ボーナストラックも追加されてるし一応オフィシャルなんで興味がある人はどうぞ。
Accept
”Live in Cleveland 1984 ”
TrackList
1. Fast As A Shark ( 00:00 - 04:51 )
2. Losers And Winners ( 04:51 - 09:20 )
3. Turn Me On ( 09:20 - 14:53 )
4. Princess Of The Dawn ( 14:53 - 24:10 )
5. Neon Nights ( 24:10 - 33:58 )
6. Fight It Back ( 33:58 - 38:25 )
7. London Leatherboys ( 38:25 - 43:34 )
8. Balls To The Wall ( 43:34 - 52:43 )
9. Head Over Heels ( 52:43 - 58:17 )
10. Flash Rockin' Man ( 58:17 - 01:03:51 )
流石にメインアクトではく前座なのでライブも1時間足らず。あの曲やこの曲も聴きたいというのもありますが概ねOKでしょう。
やはり垢抜けた後期よりもへヴィだし、まだ暗さを保ってますね。ここではクラシカルとか殆ど感じません。放送用音源だけに音質も最高。
何よりこの頃だけ演奏されたLosers And WinnersやFight It Back、Turn Me On等が素晴らしい!!オープニングもFast As A Sharkだし!!
ただ短い時間の割にWolf Hoffmannの長いギターソロはしっかりやってて、改めて実態はワンマンなんだなと認識した次第。正直な所、Wolfのギターソロ入れるくらいならBreakerをやって欲しかったなあ。見た目はあれでもUdoがイイ人に見える(^-^;
まあ確かにもう一人ギタリストが居るにも関わらずレコーディングでのギターはバッキングからソロから全て彼が弾いてるし、本人も『エゴが強い人間』と認めているくらいだからなあ。
ちなみに誤解の無いように言いますがMetal Heartもいい作品なんですよ。
でも様式美臭がどうも鼻についてしまうんです(^-^;
こんなこと書くから嫌われるんですね(笑)