復活第二弾!! Pure Reason Revolution – "Above Cirrus" | ☆エマニエル浜口の無節操な音楽ブログ☆

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前作”Eupnea”が好評だったプログレ/オルタナ系バンド

Pure Reason Revolutionの復活第二弾!

 

 

Pure Reason Revolution 

”Above Cirrus”

 

TRACK LIST 

1. Our Prism 00:00 

2. New Kind Of Evil 03:33 

3. Phantoms 12:15 

4. Cruel Deliverance 15:43 

5. Scream Sideways 21:38 

6. Dead Butterfly 31:48 

7. Lucid 38:39

 

 

 

先行していくつかの曲がネットで配信されており、聴いた限りは凄くよかったので発売前から否が応でも期待感にあふれておりました!

このアルバムから初期メンバーのGreg Jong(G)が復帰したことも拍車を掛けましたし。

 

 

 

そして今回の復活第二弾アルバム。

 

 

Youtubeで聴いた限り”これは前作より更にへヴィになってるな”という印象そのままに、アルバム1曲目からかなり激しめに、音色も重くなっております(リフを刻むというよりコードワークが主ですが)。

元々彼らが強く影響を受けたNirvanaの激しさとニューウェイブやエレクトロニカ、そしてPink Floydの幻想的な部分をかき混ぜたかのような音が魅力的だったのが、今回はプログレ的な要素はやや薄め。逆に硬質なエレクトロニックな部分が若干増えており、特に軽快な3曲目などは最たるものでしょう。

 

 

 

 

 

 

一番印象に残ったのは5曲目のScream Sidewaysと6曲目のDead Butterfly。

特にScream Sidewaysは一番プログレ要素が強く、オルタナティブ・グランジの激しさとFloydの浮遊感が入り混じった大作であり、このアルバムのハイライト。

納得の1曲でした

 

 

 

Cruel Deliverance 15:43 

 

 

 

Dead Butterfly 31:48 

 

 

しかし全体を聴いて何処か物足りなさが残ったんです…。

 

 

 

あ!あくまでも僕の場合ですよ。

(ネットでは絶賛している記事もあるので気になる方はそちらを参考に…。)

 

 

何だろうと思って何度か聴いてるうちにふと気が付いたのが、シンガー兼ベーシストでありますChloe女史が今回目立たないこと…。

確かにコーラスでは全編声が聴こえるのですが、ソロで歌う曲が今回はゼロ。

折角、男女のシンガーが居るのだからこれを武器として欲しいなというのが個人的な思い(^-^;

 

 

 

以前もセカンド以降、Jonの影響が大きくなったせいかエレクトロニクスの要素が強まったことがどうも気になってしょうがないので、今回も同じ経路を辿らないかちょっと不安が残る結果となりました。

 

 

 

次作が勝負かな?