久々のメジャー系で…。
ヴィヴィアンが抜けてからというものバンドとして失速したことは言うまでも無く、彼が居た時がやはり全盛期であり、ロニーとの間にはマジックが存在していたのは明らかでしょう。
Dio
The Last In Line
00:00 We Rock
04:50 The Last In Line
10:55 Breathless
15:20 I Speed At Night
19:00 One Night In The City
24:33 Evil Eyes
28:28 Mystery
32:43 Eat Your Heart Out
36:50 Egypt (The Chains Are On)
Dioといえばこのセカンドアルバムを最高傑作に挙げる人多数。
この頃になるともはや”様式美の申し子”的な扱いでしたっけ。
ラフで尖っていたファーストの勢いから更に高い完成度を誇るセカンドアルバムをリリースし、丁度LAメタルブームと相まったことで、早い全盛期を迎えたDio…。
速い曲からドラマティックでへヴィな曲まで、まるでお手本のようなアルバム。
ロニーの歌の巧さはいう間でもありませんが、ここまで昇華させることが出来たのはやはりヴィヴィアンの存在なしにはあり得ないでしょう。どんなに巧いギタリストでも素晴らしいリフを生み出し、曲を作り上げることが出来ないと曲の魅力は半減以下。またプレーヤーにおいてもピッキングで引き倒す無骨なスタイルはこのバンドに非常に合っていたんじゃないでしょうか。
この二人にはケミストリーが存在していた。
また忘れていけないのはドラムのヴィニーアピス。
彼のバスドラを絡めたりダブルストロークを多用する独特のフィル、手数の多いドラムはバンドを支える上でも非常に重要だったと思います。
その他のメンバー含め初期Dioのマジックは間違いなくあった。
We Rock (Official Music Video)
The Last in Line [Live at The Spectrum 1984]
僕はと言うと、昔からどうも”様式美”という言葉が余り好きでは無く、恐ろしい完成度の高さは認めつつも一歩引いてしまってました。
そのせいなのか判りませんがこのアルバムで一番好きなのはWe Rockでもなくタイトル曲でもなく…。
アルバムでは地味めのこの曲(^-^;
One Night In The City
何故か判らんケド、今でもこの曲