☆一度きりは勿体なかった~A Gathering Of Minds | ☆エマニエル浜口の無節操な音楽ブログ☆

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1982年のモントルージャズフェスにのみ登場した

豪華ユニット

A Gathering Of Minds

Live At The Montreaux 1982

 

Bass, Vocals – Jack Bruce.
Drums – Billy Cobham.
Guitar – Allan Holdsworth.
Keyboards – David Sancious.
Violin – Didier Lockwood

 

 

 

 

かの元CreamのJack Bruceが中心となって集めたとのこと。

個人的にはなんといってもAllan Holdsworthが居るのが嬉しい。

 

 

このたった一回限りのユニットの貴重なモントルーでのライブ音源ですが、

残念ながらオフィシャルリリースはされていません。

 

 

あ~、勿体ない、勿体ない・・・・。

 

 

よって流通しているのはブートという形ではありますが、

最初このライブのCDを発見した時は思わず唸ってしまいました。

勿論、即購入ですよ(^-^;

(ブートとはいえアマゾンで売られているのがなんだか可笑しい(笑))

 

 

FM放送を元にしているとのことですので音質は非常にクリア。

(ごくわずかノイズとBillyのドラムソロのところで一か所音切れがありますが)

但し、ラインアウトと思われますので全体的に平坦な感じで音圧に欠けますが、

先に述べたように音質はクリアですので聴き易いです。

 

 

貴重なメンツであることを含め、オフィシャルでリリースされてもおかしくないと

思いますが、逆にマネジメントや権利関係が複雑なのかもしれません。

今となっては鬼籍に入られた方ばかりですので、余計に難しいかな・・・・。

 

 

中身については悪いハズが御座いません。が、

 

 

ただ私の感想から言いますと、急造ってのもあったのかもしれませんが、

暴れ足りない感じもします。

あくまでもフュージョンであり、ロック的な熱には欠けるかな?

この辺はリズム隊に関係してるかも。

 

 

割とメインで引っ張っているのが 

元Magma~SynthesisのDidier Lockwoodのヴァイオリンというのも

あるとは思いますが、雰囲気的には明るい感じ。

もっとJackのベースがブリブリ唸って欲しいけど無理か・・・(^▽^;)

 

 

個人的には、オープニングのCrazy EightsやAlanのボリュームを巧みに使った

幻想的なギターに緊張感のあるヴァイオリン、

そして静かに切り込むシャッフルのリズムが印象的な

Drifting Into The Attackなんかは特に素晴らしいですね!

プログレ好きな人にもウケるかも。

 

 

しかし、このままスタジオアルバムなんか作ったらどんなアルバムになったんだろう・・・。

たった一度というのが余計に残念ですね。

 

Crazy Eights  

※タイトルが違います👇

 

 

Ursellan Summer

 

 

 

Drifting Into The Attack