「まさか、最初にされた恋愛相談の相手が男とはね…お前もやるなぁ」
「いや……そんな話ししてませんよ?」
ユノを抱き締めた事も、そのまま一緒に眠った事も…キスした事だって言ってない。
「僕は、救命医療の現場で…「わかってる」」
「ハハっ…からかって悪かった。ヒチョルはすごい奴だし、あいつのとこなら勉強になるのはわかってるし賛成なんだ。ただ、お前の考え方を変えた…ユノって子に、すごく興味がある」
「ユノに?」
「あぁ。救命の話しをしてくれてる時も、もちろん目を輝かせて生き生きしてて、やる気があるんだって思ったよ?ただ、それ以上にそのユノ君の話しをしてる時、本当に大切にしてるのが伝わってきたから。興味が湧いてきた」
「手…出さないで下さいね。まぁ、出せないと思いますけど」
「出せないって、なんで?」
「ユノは純粋無垢過ぎて…兄さんには手に負えませんよ。それに…」
「それに?」
「僕が…手を出させない」
「なるほど…わかった。今度会わせてくれ」
「はっ?」
「断らせないからな。親父を説得できたのは誰のおかげだ?大丈夫、お前から取ったりしないから」
「じゃあ…試験が終わったら…」
おかしな方向に話が進んでしまった。
楽しそうに笑ってたなぁ。
兄さんが基本、誠実で紳士なのはわかってるし、尊敬もしてる。手を出さないって言ったら出さないんだろうけど…久しぶりに水を得た魚みたいに楽しそうにされると心配にもなる。
あんまり会わせたくないな…
to be continued…