先日、穴山町で自生しているコンフリーを始めて見ました。
コンフリーの学名はSymphytum officinale
ムラサキ科の植物で和名はヒレハリソウ です。
メディカルハーブでもよく耳にするハーブですが、利用には注意が必要なハーブです。
日本ではかつて健康野菜として注目され、てんぷらなどで食されますが、ピロリジジンアルカロイドという作用の強い成分が含み、海外で多数の肝障害例が報告されているため、厚労省はコンフリー及びコンフリーを含む食品の製造・販売・輸入等を自粛するよう呼びかけています。
米国ハーブ製品協会でも利用は外用のみ、外相のある場合はしようしてはならないとしています。
食用としての利用は自己責任になります。
特に常用摂取は控えてください。
(被害報告事例の多くは数週間~です。)
ちなみにこのピロリジジンアルカロイドは 根の部分に多く含まれているようです。
このコンフリーは根と葉に肉芽形成と細胞修復を促すアラントインを含み、ハーブの安全性や有効性を協議するドイツコミッションEではねん挫・打撲への利用を承認しています。
注意点を守れば 素晴らしい力を発揮してくれるハーブです。
てんぷら食べてみようと思ったんですが…
普段 揚げ物、ほとんどしないので、、、 結局、チンキ剤となりました。