植物図鑑 ~コンフリー~ | 動物と人の自然療法『Wof!の毎日』

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飼い主さまとペットのためのフィトセラピーWof!主宰。
日本アニマルフィトセラピー学術協会・愛犬救命協会理事長。
臨床検査技師、MR、臨床開発を経て、フィトセラピー中心に飼い主さまとペットへの自然療法を提案しています♥ 講師歴14年。受講者数3000名以上

先日、穴山町で自生しているコンフリーを始めて見ました。


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コンフリーの学名はSymphytum officinale

ムラサキ科の植物で和名はヒレハリソウ です。


メディカルハーブでもよく耳にするハーブですが、利用には注意が必要なハーブです。


日本ではかつて健康野菜として注目され、てんぷらなどで食されますが、ピロリジジンアルカロイドという作用の強い成分が含み、海外で多数の肝障害例が報告されているため、厚労省はコンフリー及びコンフリーを含む食品の製造・販売・輸入等を自粛するよう呼びかけています。

米国ハーブ製品協会でも利用は外用のみ、外相のある場合はしようしてはならないとしています。


食用としての利用は自己責任になります。

特に常用摂取は控えてください。
(被害報告事例の多くは数週間~です。)


ちなみにこのピロリジジンアルカロイドは 根の部分に多く含まれているようです。


このコンフリーは根と葉に肉芽形成と細胞修復を促すアラントインを含み、ハーブの安全性や有効性を協議するドイツコミッションEではねん挫・打撲への利用を承認しています。


注意点を守れば 素晴らしい力を発揮してくれるハーブです。



てんぷら食べてみようと思ったんですが…

普段 揚げ物、ほとんどしないので、、、   結局、チンキ剤となりました。笑