先週、カリンが虹の橋 に渡りました。
うちに来た当初からオリモノのようなものがあって、気になっていました。
そして、亡くなる2日くらい前から、量が増え、敷物がかなり汚れるようになりました。
チワワのオリモノとしては見過ごせない量でした。
カリンは10歳という年齢ながら、レスキュー直前に掛け合わされていたこともあり、
多量のオリモノは死産か子宮蓄膿症の可能性が考えられました。
自分が抱けない犬を病院に連れて行くわけには行かないため、
抱っこを試みましたが、その時にパニックになり、チアノーゼを起こしました。
心臓マッサージ、マウストゥノーズ・・・応急処置を試みつつ、
病院にすぐに連れて行きましたが、間に合いませんでした。
直接の死因はパニックによるものですが、陰部の様子から、
子宮蓄膿症である可能性も高いということでした。
最後に怖い思いをさせてしまいました。
カリンの命を守るためにとった行動が、結果としてカリンの命を
奪うことになってしまったことが悲しくて苦しいです。
せっかく助けた命なのに、応援していただいている皆様にも
そしてカリン本人にも大変申し訳ない気持ちでいっぱいです。
ですが、このままカリンが心を開くまで待つという選択肢はなかった。
子宮蓄膿症であれば、破裂すれば一刻を争う事態になってしまいます。
どうすればよかったのか。
何がベストだったのか。
未だに答えは見つからずにいます。
下の画像はブリーダーから引き取る直前のカリンです。
ブリーダー以外の近寄る人間は全てこのような顔で威嚇していました。
少しずつ、表情も柔らかくなり、心を開きつつあっただけに残念です。
心よりもずっと体のほうがボロボロだったのでしょう。
せめて、身体に異変が起こらなければ、もうしばらくカリンが心を開くペースに合わせられたのに・・・
と思うと、残念でなりません。
カリンは無念だったろうか。
それとも、やっと自由になれたと今頃、空で走り回っているだろうか。
いつもソールを守るように前に出ていたカリン。
ソールもヒトリになって、少し寂しそうです。
カリンの死は自分の中で現実としてしっかりと捉えることができていますが、
文章として皆様にお知らせするという作業は、思っていた以上に苦しい作業で、
ご報告が遅れたましたことをお詫びいたします。