一級建築士試験問題(過去問)の検索で
こられた方は こちら
ボルトの孔径・ピッチ・最少縁端距離
下記は、鉄骨のへりあき・はしあきの
お話しになります。
試験に出てきたへりあき・はしあき は
コンクリートに打つアンカーになります。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
う、うわー! ふ、ふ、富士山!!
す、す、すごーいっ!!!:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
ハイ、先週、鉄骨工場検査に行ってきました。
片道4時間前後、日帰りで、山梨県まで。
<基本、残業できないと伝えてるので、
出張が必要な案件にはつかないので、
今回が、出張デビューデス ^^:
溶け込み溶接はなく、隅肉溶接ばかりなので
超音波探傷試験は無いんですけどね。
特記も「建方検査」のみ監督員検査が
必要なのですが、
お役所のほうから「行って欲しい」と
要請があり、行ってきました。
(会社から、『え?必要ないよね?』って
突っ込まれ、役所にも説明したんですケド・・・・)
とりあえず、確認したのは
・テープ確認
・ミルシート確認
・製品の実測
・孔径、ピッチ
・錆び止め塗料 塗膜厚
などでしょうか。
ボルト孔径って、加工図で、規定より
大きく書いてきたりするんですよね。
<前回の耐震補強工事の監理の時もそうでした。
気持ちはわからないでもないですけどね ^^;
かくいう、私もそうでした。f^^;
建築士の勉強してた時、びっくりした。
施工性を考慮して、大きくあけてたから。
マジか! 今までの図面、
孔径少し大きく書いてたじゃん!
ハイ、監理者からの指摘もなく・・・
気づかないでおくと、そのままですよ。
注意しましょうね 笑
ちなみに、今回の施工図に孔径の記載が
なかったので、指摘させて頂きました。
『孔径大きくしてくる施工図あるんだよね』
って鉄骨屋さんに言ったら
ウンウン、('-'*)(,_,*)('-'*)(,_,*)と
頷かれ、苦笑いされました。
図星だったようです。笑
お、私、いい仕事した?
なーんちゃって ( ´艸`)
はい、法令集にあります。
高力ボルト
27㎜未満 +2㎜
27㎜以上 +3㎜
ボルト
20㎜未満 +1㎜
20㎜以上 +1.5㎜
ここにはないですが、
アンカーボルトの孔径は
ボルト径+5mm以下ですね(☆)
設計協力頂いていた時、
私が思い込みで覚えていた
ボルトのピッチ 『60』 や
はしあき・へりあき 『40』 のない
図面だったので、
本当にいいのか?と当時、質疑したものです。
継手は
ピッチ/はしあき・へりあき:60/40
のセットばかりなので、そう覚えてたんです。
(用語説明: ピッチ・はしあき・へりあき・ゲージ は ★
の中央付近の画像参照・・鉄骨ではないですケドね)
ええ、それって、あくまで「標準」のようですね。
以下が 構造の教科書 にある数値デス。
ちなみに、
(1)の『引張材』って、ブレースや方杖、トラス材 等
だと、構造から教えてもらいました。
ですので、今回は、上記を基準に、加工図で
アソビ寸法のないドンピシャ製品のみ
最少縁端距離をチェックしてきました。
つづく