【シアコネクター・セパ兼用可】
耐震補強増し打ち壁を行う時出てきたりします。
もう何年も前のお話し。
シアコネクターは金属系ていいよ、と特記で書いておきながら、
絵は、そうじゃないようにみえる!?
ちなみに、増し打ち壁厚に対して、どれだけ出ていなくては
いけないのか。というのは、増し打ち分に対して、半分以上
あればいい。と構造部長から教えて頂きました。
(増し打ち200mmなら、100mm以上で可とのこと)
<これも、特記の絵はそうじゃない・・・
ちなみに、セパ兼用じゃないシアコネクターの頭は、
ナット付じゃなくてもいいんですよー。
私も当初、頭付(先端にナット付)が必須だと思ってたん
ですけど、そうじゃない。鉄筋が刺さっているだけで
いいのだそうです。
これも構造1級建築士、構造部長から教えて頂きました。
弊社もそうですが、某大手ゼネコンの特記も頭付
じゃなかったですねー。^^
っと、話は戻して・・・『セパ兼用可』は
耐震改修の特記に書いているものの、実際やっているのを
みたことがなく、お役所から質問があったことがありました。
当時、オッサンにも問い合わせたこともあったなー。
<遠い記憶・・・( ̄ー ̄;
オッサンとこはやっていないとのことで、他のゼネコンさんにも
問い合わせてみる。で、実際にシアコネクター・セパ兼用して
いるゼネコンさんから詳細を頂きました。
(スケッチと写真はwoが少し手を加えてます)
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セパ兼用は設計事務所に承諾をもらうのが前提ですが
よくやります。
設計図にあるシアコネクタの径にあわせた異型筋の頭をネジ切り
(D10であれば3分から2.5分)し、そこに異型高ナットを取付
してセパを付けます。
簡単なスケッチと実際に施工した写真を送っておきます。
セパは定尺のものでもできないことは無いのですが、大抵は
既設の壁の精度が悪いためシアコネクタ+異型高ナットを
一定の長さにし、2.5分の全ネジでセパ長さを調整します。
(全ネジカッターを使って現場で切断)
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青いところ、矢印だけでなく、列で入ってますよ~
(まだPコンついてませんけどね ^^)
ちなみに、耐震補強図を作図する指導をする際、いつも訪問する
ところには、『セパ兼用していないシアコネクター』あります。
「普通のブレス」と「壁厚を増やす耐震壁」(☆)
オッサンのところですね。^^
試験勉強ネタ+実務で当時ワクワクしながら
ブログ更新楽しみにシテマシタ
ちょうど数年前の今の時期だったんですね~。
試験勉強と実務。とても助かりました。
どうもありがとう!!!ハイ。つい先日も訪問させて頂きました。
探すのが大変になってきたので ^^; 笑
自分のところから、飛べるようにさせて頂きます。
(実は、これがシタカッタのでこのブログUPに至ってるなんてのはナイショダ)
ちなみにアンカーつながり
・金属系アンカーと接着系アンカーはこっち → ☆☆
・アンカー(埋め込み深さ(穿孔深さ)について)はこっち → ☆☆☆
『埋め込み深さ』と『有効埋め込み深さ』は違うので注意デス!
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先週末、ジューンベリーの花が咲きました ^^
すずらんもかわいい
(引っこ抜いたはずのツルニチニチソウまで出てきたけどナ )