以前、合格物語の「解説集」を知った時、
「あやしい」と思い、事務局の人に聞いてみようと書いた。
次の日、会社にいって、早速、『教科書』(?)を
ひっぱりだし・・・・ペラペラペラ・・・・
え? そうっだのか?
結論 あやしくない!
失礼しました。ただの勉強不足でした。
・・・何をあやしい、勘違いしたか(勉強不足だったか)というと、
「金属系アンカー」と「接着系アンカー」
問題でいうなら、
22221
鉄筋コンクリート造の新設耐震壁の増設工事に使用する
改良型本体打込み式の金属系アンカーの施工において,
ドリルで実際に穿孔する孔深さについては,
有効埋込み深さ(計算上での埋込み深さ)と同じ深さとした.
解説
建築改修工事監理指針
設計では,有効埋め込み深さで示すことが一般的であり,
有効埋め込み深さで穿孔すると,必要な埋め込み深さより浅くなる
場合がある.したがって,使用するアンカーに規定されている
埋め込み深さを確認する必要がある.よって誤り.
今まで作図してきて、『増設壁』なるものに 柱、梁に打つアンカーは
全て「接着系アンカー」で作図してきた。
「有効埋込み」についてもいつも下図の通り。
それが当たり前だと思っていた。しかし、「教科書」を読んでいると、
「金属系アンカー」でもよく、一般部の有効埋込み(図中黄色部分)も
『計算による』ようである。
配筋のL1,L2のような『規定』があるように、アンカーの埋込みも『規定』が
あるものと思い込んでいたのである。
ちなみに、施工 解説集の 25、耐震改修工事の解説 8ページ目
3) a の図のアンカーが「金属系アンカー」と思っていなかったので、
金属系アンカーの青の部分=接着系アンカーの赤の部分と思いこみ、
「定着の長さ」(緑の部分)がぜんぜん足りないじゃん!
と思ってしまったのでした。
いい勉強になりました! 以上!
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ちなみに「教科書」といって参考にしたのは、
改訂版 既存鉄筋コンクリート造建築物の
耐震改修設計指針 同解説