金属系アンカーと接着系アンカー | wo-maw にっき

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1級建築士合格しました!
仕事も子育てもそれなりに!?

なるようになるときはなるようになる!
ならないときはならない!
でもやるときはやる!!です!!!

以前、合格物語の「解説集」を知った時、

「あやしい」と思い、事務局の人に聞いてみようと書いた。


次の日、会社にいって、早速、『教科書』(?)を

ひっぱりだし・・・・ペラペラペラ・・・・


えっ え? そうっだのか?


結論  あやしくない!


失礼しました。ただの勉強不足でした。


・・・何をあやしい、勘違いしたか(勉強不足だったか)というと、


金属系アンカー」と「接着系アンカー


問題でいうなら、


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鉄筋コンクリート造の新設耐震壁の増設工事に使用する

改良型本体打込み式の金属系アンカーの施工において,

ドリルで実際に穿孔する孔深さについては,

有効埋込み深さ(計算上での埋込み深さ)と同じ深さとした.


解説


建築改修工事監理指針
設計では,有効埋め込み深さで示すことが一般的であり,

有効埋め込み深さで穿孔すると,必要な埋め込み深さより浅くなる

場合がある.したがって,使用するアンカーに規定されている

埋め込み深さを確認する必要がある.よって誤り.



今まで作図してきて、『増設壁』なるものに 柱、梁に打つアンカーは

全て「接着系アンカー」で作図してきた。 

有効埋込み」についてもいつも下図の通り。



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それが当たり前だと思っていた。しかし、「教科書」を読んでいると、

金属系アンカー」でもよく、一般部の有効埋込み(図中黄色部分)も

計算による』ようである。

配筋のL1,L2のような『規定』があるように、アンカーの埋込みも『規定』が

あるものと思い込んでいたのである。


ちなみに、施工 解説集の 25、耐震改修工事の解説 8ページ目

3) a の図のアンカーが「金属系アンカー」と思っていなかったので、

金属系アンカーの青の部分接着系アンカーの赤の部分と思いこみ、

定着の長さ」(緑の部分)ぜんぜん足りないじゃん!

                           と思ってしまったのでした。



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                        いい勉強になりました! 以上!




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ちなみに「教科書」といって参考にしたのは、

 改訂版 既存鉄筋コンクリート造建築物の  

          耐震改修設計指針 同解説

          監修 建設省住宅局建築指導課    です。