サクラの木③ | camouflage

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いつもの通り

栄輔は 次のコンテストへの出品作品を美沙を主演にし、映写機を回すと決めた。



そのためのシナリオを 美沙の魅力が最大に出るように作った。




夏、川の側で 映写機を美沙に向ける副部長と、美沙に指導をする栄輔の姿がある。



映画を撮った後は、近くの旅館で 部員たちは くつろいだ。



美沙に、



「まだ、言ってなかったけど、これ 完成したら、学園祭に出品するから」



「え?そんな話 聞いてないよ?」



「出品するから」



栄輔は 美沙に恋愛感情を持っている。



美沙も栄輔に同じ感情を抱いている。



映画が 完成した日、アパートで出来た作品を見ながら、栄輔は美沙の唇にキスをし、一緒になった。





コンテストには佳作として入選していた。



栄輔は初めて入選した。



その後、栄輔は美沙を撮り続け、学園祭に出品をした。