栄輔は 次のコンテストへの出品作品を美沙を主演にし、映写機を回すと決めた。
そのためのシナリオを 美沙の魅力が最大に出るように作った。
夏、川の側で 映写機を美沙に向ける副部長と、美沙に指導をする栄輔の姿がある。
映画を撮った後は、近くの旅館で 部員たちは くつろいだ。
美沙に、
「まだ、言ってなかったけど、これ 完成したら、学園祭に出品するから」
「え?そんな話 聞いてないよ?」
「出品するから」
栄輔は 美沙に恋愛感情を持っている。
美沙も栄輔に同じ感情を抱いている。
映画が 完成した日、アパートで出来た作品を見ながら、栄輔は美沙の唇にキスをし、一緒になった。
コンテストには佳作として入選していた。
栄輔は初めて入選した。
その後、栄輔は美沙を撮り続け、学園祭に出品をした。