フェラーリ②私がVを初めて見たのは、彼女が15歳の時だ。Vは 天才棋士の到来と 当時持て囃され、また その実力をいかんなく発揮していた。Vが成人したのち、都内のあるホテルで彼女を抱いた。その後、私とVの交際は続き、私は彼女と密会を続けた。そして またケータイに手をやる。「お前が 俺の人生を狂わせたんだ!バカヤローッ!」私は、またVの留守番に伝言を入れた。