東京での夏休み10 | camouflage

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いつもの通り




僕は 路上駐車場に車を置いて、君と手を繋いで原宿に行った。



竹下通りで 君は色んな店に興味を示し、



「ヨギ、トゥロカゴシポ」



と言い、僕と一緒に入った。



そしてラフォーレの前でクレープを一緒に食べた。



君は ゆっくりとクレープを食べていた。



君と手を繋ぎ、カフェテラスへ入って行き、コーヒーを飲みながら話をした。



君の真面目な性格を垣間見た。



空には 夏の青空が広がっていた。



君はよく笑い、よく僕の身体に触れた。



そして 僕に注意をした。



君は絵が上手く、またチラシに絵を描いてくれた。



君が描く絵が大切になって、僕は全部保管していた。



大切な宝物と思った。



いつか 君は自分が書いた絵を送った。



その絵が 何の意味を指すのか 僕は気付かなかったが、君は僕にサインを出したと後で知った。