東京での夏休み09 | camouflage

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いつもの通り




君と僕は 手を繋いで そのまま浜辺へ来ていた。



この日の君は、白の膝までのスカートをはいていた。



僕は君にキスをしていた。



そして君と浜辺で話をしていた。




僕は、故郷から とにかく出てみたくて、また東京に好奇心があった。



東京に一度住んでみたくて、高校の時 一生懸命勉強した。



そのような話を君にしていた。



君は 僕がソウルへ行くと確信を持っていた。



僕のハングルの間違いを、その都度 指摘した。



僕は 大学で韓国史を勉強していた。



君は 微笑みながら 僕の話を聞き、返答してくれた。



君は 僕に額を擦り寄せ、肩に手を置いた。



僕も君の肩を抱き、ゆっくり君の背中に手をやり、抱きしめた。



それを長く続けていた。




助手席に君を乗せて、僕はまた君を案内した。