東京での夏休み03 | camouflage

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いつもの通り




車の中で 君と僕は色んなことを話していた。



高速に乗り、サービスエリアで休んだ。



僕が 英語混じりの会話をしていたので、君は真面目に、



「ハングクマルロ へバヤデ!」



と僕の背中を手の平で叩いた。



僕は驚いたが、嬉しかった。



君が 僕に心を許したからだ。



君は 人なつこく優しい人だった。




そして 君を僕のマンションの部屋に招き、また色々と話をした。



僕は よく行く場所を君に案内しようと考えていた。



その夜は、君と僕は疲れが出たので 横になって話をしながら眠った。



君の声は 電話で話した時の印象とは違った。