
車の中で 君と僕は色んなことを話していた。
高速に乗り、サービスエリアで休んだ。
僕が 英語混じりの会話をしていたので、君は真面目に、
「ハングクマルロ へバヤデ!」
と僕の背中を手の平で叩いた。
僕は驚いたが、嬉しかった。
君が 僕に心を許したからだ。
君は 人なつこく優しい人だった。
そして 君を僕のマンションの部屋に招き、また色々と話をした。
僕は よく行く場所を君に案内しようと考えていた。
その夜は、君と僕は疲れが出たので 横になって話をしながら眠った。
君の声は 電話で話した時の印象とは違った。