合宿 | camouflage

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いつもの通り

高校の時の
高1の時のある夏
うちら特進の合宿のため、阿蘇乙姫の合宿予定地へ向かった

合宿予定地は姉妹校の筑紫女学●の施設を借りていく
朝と夜はみっちり勉強、昼間は先生たちと山登りに出掛けたり、テニスをしたりした

あの先生はスポーツ万能だった
友人たちと先生たちとで遊んでいた
阿蘇の夏は涼しかった
で、夜はたっぷり勉強
仲の良い友人と一緒のせきに座り勉強
土地を替えて勉強するのも良い

ライバルは学外に作ったり、全国の模試の方が順位に興味があった
まだ青山学院BかCかそのぐらいではなかったろうか?
国公立はまだ志望校はなかった
岡山大とか、一度京都大にしてみたりしてもいたし

同じ合宿所に筑紫女学●の女子がいたらしい
数人が合コンしよう、と言って夜遅く話していた人々もいた
それで初体験を済ませた人間もいたらしい
こっちゃ、勉強するのが仕事なんで、いや、そうしないと東京に行く手段が無くなる
それだけがモチベーションらしい

合コンしたヤツらが、夏の終わりにそれがバレたらしい
坊主頭にされてしまった
いや、俺はまだそんなのいいや、勉強して東京の大学に行きたいだけだよ、と言った
担任先生がかなり頭に来ていたみたいだ
彼らにはその話はしてない
俺は良くそれについては情報不足だったから

先生たちとオリンピックを見た印象が強い
どの先生も色んな競技のルールを良く知っていたから
こんな大人になりたい、とか考え一緒に見ていた