新開は
箱根は3年か4年の時に出れたら文句ない
その後は普通に就職して働けたら良いかな
と考えて練習してきた
鏡と話し、1年生もレベル高いし、今年は難しい
練習について行くのが大変だな、まず
と感想を述べていた
今日、青学生が数人走るけど、高津や柴田よりもレベルは低いからな
とも鏡に言ってる
鏡は5キロぐらいにいるから、なるべく16分台で行きたいと感じていた
鏡は新開に怒鳴った
5キロ15分10秒!走れはしれ!
鏡もとっちらかっていたらしい
新開はマイペースに6番目で通過している
柴田高津らは先頭にいて、14分30秒で走っている
このまま前から落ちてくる選手、拾ってけ!
鏡はまた新開を叱咤激励した
後ろに先輩方もいるが、何やってんだ?
新開は不思議に思い、マイペースで走っているのだが
確かにレベルがまだまだって思ってるから、練習量は多いが
ここんとこ、夜練はかなり走ってるが
鏡が運転出来るので、寮近くの起伏のある道は慣れてきそうな感覚はあった
ちょっと思いっきり走ってみて!青学で4番目だよ
新開は、鏡の言うように強く走り出した
高津や柴田は陸上部長距離の特待生だからな
まだ俺には練習量が足りない
そうゴール地点へ新開が着いた時には、優勝の高津から5秒、約30mの差まで上がっていた
3位でゴール
2位は柴田
3人で表彰台を独占し、喜んでた
先輩方を差し置いてゴールしてしまった
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