丘の上の庭 その30 | camouflage

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いつもの通り

また浜辺に来た


最初から韓国に帰るつもりなら、長崎じゃなくて、東京のインターナショナルスクールとかに通って、友達付き合いをそこでやってくれたら良かったのにな

ヘジンの両親に恨みみたいなのが生ずる

よし、ソウル行く

そして付き合い直す



とにかく横にいるヘジンとの残り一年間を充実したものにしようと決めた


それはヘジンには言わなかった


ヘジンは今日は帰りたくないと言ったので ずっとここにいることにした



ヘジンを僕は抱きしめていた