マーガレットホテル049 | camouflage

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いつもの通り

陸上部長距離ブロック寮は、1人1部屋
両隣は女子マネージャー寮と監督の自宅

聡と秀俊が男子寮に入り
綾奈と実南は女子寮に入った

「しかし、あれじゃ女子の風呂覗けないな」

「しかしお前が覗かれる可能性がある」

2人は中津と柴田
良く話して、打ち解けているようだ
一般入試で入った

「今から寮長の挨拶するから、今ここにいない人と女子呼んできて」

青学って、何かソフトな感覚の人が多い

秀俊と聡も呼ばれた

「えー、俺が寮長です、云々」

その後、熊谷監督の話になった

「私は青学に優勝して欲しい」

熊谷監督は一転して優勝への思いを描いた
しかし、何ともちょっとの事で折れちゃうんじゃないかって繊細な風貌をしている

「ああ、2人とも良く来てくれたね、三ツ境くんに鹿島くん」

聡は下関で赤水にスカウトされ、鹿島も27分台で10000行ける
聡と秀俊が隣の席に座っている
秀俊が聡の事を知っていた

「三ツ境くんも28分台なんだよね、話には聞いている」

赤水、聡、秀俊は遅くまで話続けた


「明日から早速朝練を始めるから、ここに7時に来てくれよな、よし!」

赤水は聡と秀俊の背中を軽く叩いて、自分の部屋に向かった

「じゃあ、よろしくな三ツ境」

「ああ、一生懸命やろう。鹿島」

赤水のおかげで早く打ち解けた2人

明日の朝練が楽しみになった、互いに