3!2!1!
はーい!明けましておめでとう!
新年になった
綾奈と聡はカウントダウン、ハウステンボスのカウントダウンに来ていた
大勢の入場者がいた
2人ともハウステンボスは初めて来た
園内、綺麗なライトアップがされている
かなり大勢の人々が入場していた
花火が上がっている
2人とも花火が上がるのを、眺めていた
「生まれて初めてだな、カウントダウン見るの」
「楽しいね」
今夜はホテルロッテルダムに泊まっている
「ロッテルダムったらロッテルダムマラソンだな。部屋帰ろうか」
「いや、もう少しこの辺回ろうよ」
もう、姉や両親の公認の中だ
ホテルロッテルダム、2人だけで何回か泊まりに行っても許されている
「物分かりが良いのか放任主義なのか、こんなになるなんて思っても見なかった」
「今まで彼氏出来ないの、むしろ心配されてたから」
「しかし、なんだかんだ言って綺麗だな、ここは」
「ここでキスしようか」
聡は応じ、大勢の人々がいる中、夜のハウステンボスで路チューした
それは長く続いた
何人かの入場者が、それに気づいて、避けるように通り過ぎた
5分間ぐらい2人のそれは続いた
ねっとりして、舌を絡み合わせる
そして互いの唇をそっと外し、おでこを摺り合わせる
体は密着している
「青学入ったら、もうこんな事出来ないからね。練習ばかり。私、マネージャーで君は選手」
「ああ」
「アトラクション、やってるかな。見に行こうか」
2人は腕組みをしながら、ハウステンボスの中をまた歩き出した