今回の都大路神奈川県予選は
最終区間、アンカーが10キロ走るように設定されている
彼は、秀俊は一生懸命前を追って走る
先頭が見えるまで諦めない
秀俊がタスキを貰った時は、トップとの差が5分開いていた
幾ら秀俊が、一番良い記録を持っているにしろ、差が開き過ぎてしまっている
秀俊は中間点5キロを過ぎた
トップとの差は2分半になった
秀俊は懸命に走る
3人抜いた
チームは5位に上がる
幾ら何でもきついな…
こっちも目一杯だ
と、めげそうになるが、それでも走る
また1人抜いた
マネージャーの実南は横須賀陸上競技場にいる
ゴールの
実南に取っては熊本の競技場が良かったかも知れない
一時薬服用していたが、あとは普通通りの実南に戻った
実南の前にトップの高校が入ってきた
競技場に入って、トラックを一周と200メートル走ればゴールだ
アンカーはもうガッツポーズをしている
今回の神奈川代表は、この海老名学園が勝ち取りそうだ
秀俊はもうすぐゴールに付こうとしていた
トップの海老名学園がゴールしたら競技場の中に入ってきた
現在3位
海老名学園のゴールは確認した
チームのみんな喜んでるのが見えた
2位のチームはどこだ?
せめて関東大会には出たいので、2位になったら行ける
しかし気がついたら、2位はもうゴールだ
秀俊はここから約400m行ったらゴール
トラックのタイムが良いだけ力を込めて走る
最後の200mは人々の目を釘付けにし
アンカーは新記録で走り区間賞をもらった