みなさんこんにちはSHELLYです。今回のテーマは「ブスという呪い」です。
私は今回すごく立場が難しいなあと思いました。というのは私もバラエティの人間なので、バラエティ番組がよくしている「ブスいじり」を黙認してる側というか、違和感を感じながらもその場にいて、阻止しているわけではないので…
出演してくださった「たんぽぽ」の白鳥久美子さんもおっしゃってましたけど、「ブスいじり」の受け手側はプロなので傷ついていなくて、それをむしろ心地いいと思っていることに対して、こっちがそれを「いやいやそれはいけない」っていうのもそれは余計なお世話だし、なんかそれは果たして正しいのかっていう…モラルとして。モラルの押し付けになってるんじゃないかという問題もあったりして、すごく私も気を遣ったんですよ話しながら。
難しいなと思いながらも、精一杯自分の思いの丈を話させてもらったんですけど、なんか最終的に子供の教育だなっていう。それは絶対的に。他人の容姿を悪く言っちゃいけないっていう、他人が傷つくことを言っちゃいけないっていうのは大前提であって、その大前提をみんな忘れかけてないかっていうことですね。「キャラだからいいじゃん」みたいになってるのはよくないから、大前提を思い出さないといけないと思います。
そこからじゃあ次の時代をどうするか、次の世代をどう育てるかっていうこと、今の大人がどう変わっていくかっていうのは、私たちテレビ業界の人間にかかっているなっていうのは感じますね。テレビがどれだけ早くそれに気がついていけるかっていう。
明日は、今回の収録で私が感じた、「ブスを受け入れるということ」についての思いを書きますね。
#66「ブスという呪い」