改めてこれまで行った国をカウントしてみましたら、ちょうど32カ国になっておりました。

Wの悲喜劇プロデューサーの津田環(オンナのほう)です。

実はわたしは海外ロケのプロデューサーでもあります。

どういうルートでいって、どういうロケをして、どういう撮影許可をとって、

どのように出演者やスタッフを海外の現場で安全にロケをさせるか、をコントロールする仕事です。

(ほらみなさんも見たことありますかね?タレントさんが世界へ行って「ウルルン」泣く例の番組をやってました。

あと、「スーパーなんとかくん」が「ボッシュート」されちゃうやつもやったことあります。)

わたしが大学生になった頃、いわゆる格安航空券みたいなものがでてきまして、バックパッカーという言葉がでてきました。電波少年という番組で猿岩石さんがヒッチハイク旅をしたのが1996年。

あの頃は若者が、リュック背負ってバイトで貯めたお金で、航空券にぎりしめてまだ見ぬ世界へ貧乏旅行をしにいくというのが流行っていたんです。

わたしもフツーによっこらせとリュックを背負って、休みのたびにバックパッカーしておりました。

 

どうやら、いま、あまり若い子は世界を旅したがらないとのことで・・・

たしかにまあ、ネットやSNSやらで、海外の風景なんかはめちゃくちゃみられるわけだし、どこかの街で美味しいとなったレストランなどはすぐに日本上陸してきたりするので、そこまでわざわざ行かなくてもじゅうぶんじゃん?ていう感じ、わからんでもないです。

わたしが最初に行ったのはアメリカだったんですけど、空港に着いたとき「マジうしろから撃たれるかもしれない!」と思ってましたからねえ・・・www

さて、そんなわたしが、今回「世界の果てまでイッテJ」を見て、「わたしも世界にいってみたい!!」と思った勇気あるみなさん(きっと見てくれたらそう思う方も多いと思うんですよねー。だから見てくださいね。3/3と3/4に再放送です。)のために、ちょっと覚えていたら、あなたの旅への不安が解消されたり、あなたの旅がステキになるかもしれない、わたしの独断と偏見に基づいた、安全に旅をするアドバイスお届けしちゃいます。

題して「世界の果てまで行くのにこれだけは知っておけ!海外ロケのプロが教える!海外旅行でホントに役立つ(はずの)8つのコト」

 

①走ってくるひとは基本強盗と思え

 

海外では、走っているひとをみかけたら、なにかの犯罪のニオイをかぎつけてください。

人間は街中でフツー走りません。走るひとはなにかから逃げているか、なにかを襲おうとしているひとです。

背後から走ってくる音が聞こえたら、壁に背をつけて荷物をしっかり背後へ。そしてやりすごしてください。

 

②強盗にあったら絶対抵抗しないでね!

 

走ってこない強盗もいます。避けられず、強盗にあったら絶対に抵抗してはいけません。

すべて、もしハダカになれといわれてもその場で素直に脱ぎましょう。

命さえあれば、あとでなんとかなります。

 

③とにかく金持ちにみえないこと!

 

荷物をもたないこと、金目のアクセサリーは一切身につけないこと。

わたしは観光客が強盗被害にあうことが多いスペイン滞在時は、ポケットの多い服にお金等いれるか、スーパーのビニール袋にその日に必要な分だけお金や持ち物をいれてました。

バッグそのものも切られたりしますし、とられても惜しくないものをいれて持ち歩くのが基本です。

 

④言葉が通じないということが通じています

 

言葉が話せない?ふむふむ。言葉が話せる必要はありません。

困っている、不慣れだ、という空気感はすでにでていますので、相手にまるわかりです。

そんなときに頼るべきは誰か?をみきわめましょう。

声をかけてくるひとのなかには、観光客狙いのヤバい輩もいます。

いかに親切そうでも、疑ってかかりましょう、それは失礼でもなんでもありません。

誠意あるほんとに助けてくれるひとは、必ずIDをみせてくれたり、ほかのひとを呼んできたり、自分が怪しくないことを証明してくれます。

まじで困ったら、かならず空港なら職員とか、街ならお店で働いているひととか、そういうひとに助けを求めましょう。言葉なんか通じなくて平気です、泣きつけばw誰かがなんとかしてくれます。

 

⑤「駅」ではMAX気をつける!

 

日本は、大きな駅の周辺はデパートや繁華街とつながっていたりして賑やかですが、海外では駅の周辺は、だいたい悪いことをする場所だったりします。大きな駅の構内や周辺では、人気のないところに絶対に行かないで。

地下鉄などでも、夜に、とても長い乗り換えの連絡通路などあったら、迷うことなく引き返して!

いちど地上に出てから移動しましょう。

 

⑥とりあえずきいてみよう

 

海外では、行列などできていても、ゆるいので、確かめないとなんのために行列しているのかさっぱり意味がないことがままあります。とにかく店でも、博物館でも、電車の切符でも、なんでも「これなんの行列ですか?」ときいてみることです。係員にききましょう。行列さして、 「For what?」でいいです。

カタコトでもいいのでトライしてみると、意外とOKなことも。

有名店でも、テーブルのほう(値段高い)は待っているけど、立ち飲みカウンター(同じ料理でも安い)なら今すぐ入れるとかありますので。

 

⑦イヤな顔をされてもひるまない、気にしない

 

海外では、日本人とくらべて、驚くほど素直な気持ちを顔や態度にだします。

頑張ってしゃべった外国語でも、平気で「あんたの言ってることわかんない!」とかイヤな顔をされたりします。

しかし、そんなもんはお互い様です。

そして「わかりやすい」という良い点がありますし、こっちも気を使う必要はありません。

日本人は総じて、相手に合わせようとするコミュニケーション能力に長けていますが、自己主張は苦手ですが、海外ではワガママになってOKです。「あー、気を使わなくて楽だなあ」というくらいでちょうどいいです。

 

⑧カワイイけど動物にあまりふれないで、あと蚊!

 

海外にいくと、そのへんに犬や猫や馬や牛や羊などがゴロゴロしています。

かわいいけど、みて写真とるくらいにしておきましょう。感染症がいっぱいです。

蚊もこわいので、あったかい地域にいくときは、黒いTシャツは蚊が寄ってくるからNGですよ!

朝と夕方に蚊が多いから気をつけて。虫除けは、現地のもの効くけど強いから具合悪くならないようにね。

地域によっては、ちゃんとほかにも必要な予防接種をしていってくださいね!

いかがでしょうか?

SNSだけだと、こういう情報はがゲットしづらいと思いますので、今回書かせていただきました。

頭の片隅にいれていただき、もしお役に立ったら嬉しいですー。

わたしは、海外に旅をして、もう一度生まれ直したかのような気持ちになりました。

はじめがアメリカだったので、そのときわたしはアメリカがあうのかな?と思いました・・・

が!その後、イギリスや香港や、タイ、東ヨーロッパやスペインなどにいって、そのすべてがそれぞれ大好きで、楽しいということがわかりました。

思い通りにいくことなんてひとつもなかったし、友達とケンカしまくったり、病気になったり、危ない目にあったり、もう死ぬかもと思ったり、差別されて罵声を浴びせられたり。

でもなんか「あーきてよかった」「このためにきたんだなー」て思う瞬間があるんですよね。

いまも、どこかの国の空港に降り立って最初の空気を吸ったとき「ようこそ、よくきたね、いつかくると思ってたよ、待ってたよ」と包み込まれるような優しさと高揚感を感じます。

もし海外にいくチャンスがあったら、あなたにはその土地に呼ばれた理由があるはず。

どうか安全に気をつけながら、思うまま、楽しく過ごしてください!

最近の若い子のほうがでもなんか楽しみ方知ってる気がするから、まさに老婆心かもだけど・・・www

そして今週末のWの悲喜劇は、「海外ひとり旅」のベテランのスゴイお姉様たちが出演する

「世界の果てまでイッテ女子」!

見たらあなたの人生観も変わるかも?です。

【視聴予約はこちらから】3月3日(土)23時00分~24時02分

【視聴予約はこちらから】3月4日(日)17時00分〜18時02分

ぜひみてくださいね。
 

 

最後に、以下いったとこ(コメントいただけたら各国に関する質問こたえますよー!):

アメリカ、イギリス、タイ、香港、ドイツ、オーストリア、チェコ、ハンガリー、ルーマニア、ブルガリア、トルコ、スペイン、フランス、イタリア、スイス、NZ、シンガポール、マレーシア、マカオ、中国、台湾、ベトナム、韓国、ケニア、アンドラ、ベルギー、オランダ、アイルランド、ギリシャ、モロッコ、マルタ島(乗り継ぎ)、UAE(ドバイ、乗り継ぎ)