子供の頃からロボットアニメが大好きで

今でもよく見ています

が流石にアニメに出てくるような

巨大ロボットは現実世界では

役に立たないと思い

現実世界でも役に立ちそうな

人型ロボットは?

と考えて小型ロボットを主役にしました

 

小型ロボットものは第二弾も考えているので

あらすじを作ったらまたAIに書いて貰います

 

因みに「ミュルミドン」は

ギリシャ神話で

ゼウスがアイギナと不倫して

アイアコスが生まれたが

アイギナとアイアコスを

本妻ヘラから隠す為に無人島で生活させて

その時に2人だけで島で生活するのは困難と

ゼウスがヘルメスを派遣して

島の蟻を屈強な人間に変え

彼らを「ミュルミドン」と命名しました

後にアイアコスの孫

アキレウスがトロイアに出兵する時に

「ミュルミドン」達がアキレウスの部下として

随伴して行きました

 

 

# 微小潜入者

午前二時。
レインフォード生命科学研究所の警備員が、
いつものようにモニター室で
監視カメラの映像を眺めていた。
異常なし。夜勤の退屈な時間が過ぎていく。

その頃、研究所の外壁、
換気口の格子の隙間を、
小さな影が通り抜けていた。

全高三センチメートル。
人型ロボット「ミュルミドン」である。

漆黒のボディは光を吸収し、
赤外線センサーにも映らない
特殊コーティングが施されている。
四肢は人間と同じ構造を持ちながら、
関節部には超小型サーボモーターが組み込まれ、
壁面を自在に這い回ることができる。

ミュルミドンは換気ダクトの内部を進んだ。
三センチの体には世界が違って見える。
埃の粒は岩のように大きく、
空気の流れは突風のように感じられる。
しかし、その小さな頭部に搭載された
量子プロセッサは、瞬時に環境を分析し、
最適なルートを計算していた。

目標は地下三階のデータサーバールーム。
そこには、この研究所が極秘に進めている
人体実験のデータが保管されている。
依頼主が求めているのは、
そのデータの完全な破壊だった。

ダクトの出口から、
ミュルミドンはサーバールームを見下ろした。
巨大なサーバーラックが並び、
無数のLEDが明滅している。
室温は低く保たれ、
冷却ファンの音が響いていた。

ミュルミドンは天井から床へと降下を開始した。
わずか三センチの落下でも、
この小さな体には大きな衝撃だ。
四肢のサスペンションが衝撃を吸収し、
音もなく着地する。

サーバーラックの下部、
人間の目には決して見えない隙間。
そこがミュルミドンの戦場だった。

小さな腕から、
髪の毛ほどの細さのケーブルが伸びた。
サーバーの基板に直接アクセスする。
量子プロセッサが猛烈な速度で暗号を解読し、
システムに侵入していく。

セキュリティプログラムが反応した。
しかし、ミュルミドンのハッキング能力は、
人間が作り出したどんな防壁をも突破できる。
次々とファイアウォールを突破し、
データベースの中枢へと到達する。

そして——削除開始。

膨大なデータが、瞬く間に消去されていく。
人体実験の被験者リスト、実験記録、
研究成果、すべてが無に帰していく。

その時、サーバールームの扉が開いた。

「何だ、この異常なアクセスログは!?」

夜勤の技術者が駆け込んできた。
モニターに表示される異常な動作に気づいたのだ。
男は急いでキーボードを叩くが、もう遅い。

ミュルミドンは静かにケーブルを収納し、
サーバーラックの影へと消えた。
データ削除は完了。
バックアップサーバーのデータも、
同時進行で破壊されている。

技術者が床に膝をついた。

「くそ...全部消えてる...」

その足元を、小さな黒い影が横切った。
しかし人間の目には、
それは埃か何かにしか見えなかった。

ミュルミドンは来た道を戻る。
換気ダクト、外壁、そして夜の闇へ。

三センチの体に、巨大な使命を背負って。

翌朝、研究所は大騒ぎになった。
警察も呼ばれ、
サイバーテロの可能性が議論された。
しかし誰も気づかなかった。
犯人が人間の親指ほどの大きさしかないことに。

ミュルミドンは既に、
次の任務地へと向かっていた。

三センチの正義が、
闇の中を静かに歩いていく。