現代戦も古代戦と大差無い

って事で始めたけど

よくよく考えたらトロイア戦争って冒頭が

結構 長くて比較部分になかなか辿り着けないぞ 苦笑

まぁ始めちゃったから続けますが・・・

 

世界一美女決定戦に名乗りを上げた

母神ヘラ、知恵の女神アテナ、

美の女神アフロディテの3人ですが

どうやって優勝者を決めようかと悩みました

本来なら大神ゼウスが決めるべきなんでしょうが

そもそも自らの貞操観念の低さも

原因の1つだし、ヘラを優勝させなかったら

普段の行いも相まって大目玉くらいそうだし・・・

とそうそうに逃げ出して

最初の審査員を決める時点でもう荒れていました

 

で目を付けられたのが羊飼いのパリス

温和で争いを好まない公平な判断が出来るとされ

選ばれたのですがここが最大の選択ミスでした

実はこのパリスはトロイアの王子だったんですが

予言により将来 国を滅ぼす原因になるとして

捨てられてしまったんです

国王プリアモスの命令は殺害するようにだったんですが

家来が赤ん坊を殺すのは可哀そうだと山に捨てました

で結局 羊飼いに拾われて育てられたと・・・

パリスの優秀さを現す為か一部には

ケンタウロスの識者ケイロンの下で勉強をした

と書かれている本もあります

ケイロンは武術、弓術、馬術、音楽、医学、

予言、動物の世話まで詳しく知っている

物知りでケンタウロスで一番優秀な人物であり

何人もの英雄を弟子に持つ有名人でした

 

パリスは何度もお願いされ

渋々 審査員を受ける事になります

で母神ヘラ、知恵の女神アテナ、

美の女神アフロディテの3人は

それぞれ自分を勝たせてくれた時の

ご褒美を提案します

 

母神ヘラは「莫大な権力」

知恵の女神アテナは「戦さでの常勝」

美の女神アフロディテは「世界一の美女」

 

まぁ賄賂に釣られる時点で公平さに欠ける感じがするし

審判としては微妙ですよねぇ~

でもパリスは「世界一の美女」を選び

美の女神アフロディテに黄金の林檎を渡しました

まぁ元々 美の女神だし順当といえば順当なんですけどね

でもこの時点でパリスって既婚なんです

まぁギリシャ神話ってあっちこっちに奥さんや妾が

沢山いるからいいんですかねぇ・・・

女神がいる割に女性の地位は低いですね

でこの選ばれた女性がまたいわくつきの女性で

まぁこういう事で選ばれるからには

やはりそういう女性になるのも仕方ないのかなぁ・・・