2011年に公演されたBerryz工房と℃-ute主演の舞台

戦国自衛隊といえば半村良氏の小説で

更に何度も映画やドラマになっている作品ですね

個人的には最初の映画が好きです

当時は自衛隊の協力が得られず

ブルドーザーを改造して61式戦車を造り

角川61式と呼ばれ

その後、映画「僕らの7日間戦争」にも登場しましたね

流石にもう解体されたんでしょうねぇ~

 

若月陸曹長と河合二士はその後 どうなったんだ?

 

以下ネタバレありです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おもむろに6人が登壇して初っ端から舞台あいさつ

これってなかなか珍しいパターンなのでは?

更に続けて主題歌披露

何かアニメのOPみたいですね

 

主題歌が終わり6人が退出すると同時に

客席後方から釣り人が2人登場

偶然 90式戦車を見つけ3人の女性自衛官と遭遇

どうやら90式戦車を搬送中のトレーラーが故障して

立ち往生しているらしい

釣り人の神戸はどうしてもキスを釣りたい自衛隊嫌い

もう一人の戸部は自衛隊マニアで

戦車と女性自衛官に興味津々

若月陸曹長は判断を堀一尉に求めるが

自分で判断するように言われた

若月陸曹長のこの優柔不断さは

後で重要になってきそうですね

 

衛生科の小宮二士は演習初参加で気合十分

浅間三曹に声をかけられ、やけどの薬を渡す

その後、上杉二士を呼んで欲しいと頼まれ

小宮二士は無線で上杉二士を呼び浅間三曹が慌てる

 

浅間三曹は上杉二士のやけどを心配する

上杉二士はもう大丈夫だと言って

浅間三曹に借りた腕時計を返す

浅間三曹は上杉二士にその腕時計をあげようとする

が貰う理由が無いと拒否される

浅間三曹はどうにか上杉二士に告白しようと

いろいろな例え話をするが通じず

上杉二士にハッキリ言わないと解らないと言われ

ド直球で告白しOKを貰う

どうやら上杉二士も浅間三曹が好きだったらしい

上杉二士は嬉しさを声に出して叫んだ

どうやら嬉しい事があると声に出して言いたい性格のようだ

上杉二士は興奮している浅間三曹に

キャバクラ通いは減らして欲しいと頼む

と浅間三曹はもう二度と行かないと誓う

がここは上杉二士の言う通り

減らすって事にしておいた方が後々苦労しないような?

改めて浅間三曹は上杉二士に腕時計をあげた

今回は素直に受け取る上杉二士

 

釣り人を誘導する若月陸曹長達

そこに上杉二士が来て休憩申請をする

後ろから浅間三曹もやって来た

上杉二士は浅間三曹と永遠に結ばれる為に

山姥洞に行きたかったのだ

 

その時 急に雷鳴が轟き大量の煙が発生する

浅間三曹の目の前の上杉二士は消えて

堀一尉は若月陸曹長と連絡が取れなくなった

 

ここで登場人物紹介

 

若月陸曹長、上杉二士、小宮二士が倒れていて

若月陸曹長が最初に目覚めた

若月陸曹長は堀一尉に無線をするが通じない

そこに河合二士が合流する

河合二士はタイムスリップを疑う

上杉二士は現在地を橋立山だと確信する

更に釣り人の戸部と神戸も合流する

若月陸曹長は天幕展張を命令し

河合二士に64式7.62mm小銃の携帯を命令した

その時。遠くに馬に乗った武士を見つける

それを見て若月陸曹長はタイムスリップを受け入れた

武士を見てビビる上杉二士に河合二士が

64式7.62mm小銃を手渡す

武士から弓矢で攻撃され河合二士と

上杉二士が64式7.62mm小銃を構える

若月陸曹長は威嚇射撃を命令した

それにより武士は逃走した

 

戸部と神戸は用を足しにその場を離れる

 

上杉二士と河合二士は周辺警戒に行く

 

そこにつぶらが現れ

合戦が始まるからと若月陸曹長と

小宮二士を連れて隠れる

 

上杉二士は長尾景虎を探す絶姫と遭遇し

絶姫を妹の久美と間違える

更に平八郎が若月陸曹長を長尾軍勢と間違えて

襲いかかり、つぶらに止められる

そこに長尾軍勢がやって来て合戦となり

若月陸曹長達も巻き込まれてしまう

更に槍を持った近藤八十重が長尾軍に合流

平八郎やつぶらが傷付き

近藤八十重に止めをさされそうになるも

若月陸曹長が威嚇発砲して止めた

更に河合二士が90式戦車で現れ威嚇発砲し

合戦は終了した

 

小宮二士が指揮を取り負傷者の救助を行う

どちらの軍勢の負傷者も平等に救助した

 

そこに馬に乗った武士がやって来る

長尾景虎と近藤八十重だった

若月陸曹長はあくまでも自衛の為にしか

武器は使わないといい

長尾景虎に襲いかかった絶姫を止め

平八郎とつぶらも止め

つぶらに襲いかかった近藤八十重も

河合二士が威嚇発砲して止めた

これにより河合二士と

近藤八十重の間に因縁が生まれ

長尾景虎と近藤八十重は取り敢えず引き下がった

 

若月陸曹長達は平八郎とつぶらから事情を聞いていた

彼らの話によると山姥一族は先祖代々

橋立山に住んでいたのに長尾景虎の軍勢が攻めてきたとの事

そこに水を汲みに行った神戸が不動と共に戻ってくる

不動は山姥一族の長だった

不動は若月陸曹長に金塊を渡し

長尾景虎の軍勢から守って欲しいと懇願する

 

その頃、若月陸曹長達から地図を盗んだ

近藤八十重がそれを長尾景虎に見せて

金銀の採掘場所を特定していた

これで長尾景虎達は金銀目当てで

山姥一族を攻めていた事が明確となり

更に若月陸曹長達を取り込みたいという

野心も持っていました

この時点で長尾景虎達は完全に悪者ですね

長尾景虎は若月陸曹長達に塩と兵糧を送るように命じた

更に長尾景虎は近藤八十重と2人で

近藤八十重には河合二士を

自身は絶姫を籠絡させようと策を練った

 

不動はどうにか若月陸曹長達を味方に引き入れようと

必死になっていたが平八郎はそれは無理だと止めていた

絶姫も不動には賛同しかねるといった感じ

 

神戸は若月陸曹長が金塊を受け取らなかった事に

不平不満を言い自衛隊を批判していた

その時に若月陸曹長が地図の紛失に気付いた

 

ここでこの時代への介入を最小限にしたい若月陸曹長と

積極的な介入を求める河合二士の間で対立が起こる

実際は部下が上官に反抗するのは無いでしょうが

ここは物語上 仕方ないでしょうね

河合二士はタイムスリップ自体が

積極的な介入を促しているという意見し

長尾景虎に味方して天下統一をすべきだと言う

上杉二士はみんなと共にいたいと言い

小宮二士は例え歴史に介入しても

負傷者は助けたいと言いました

ここで上杉二士が婚姻による和平案を提案するが流れた

実際は戦国時代の婚姻による結託はあまり効果は無く

ちょくちょく破られているし、

実際はただの人質に過ぎませんでしたね

 

河合二士と上杉二士が周辺偵察に向かう

それに付いて行こうとした若月陸曹長を

戸部が呼び止める

彼は歴史に詳しく長尾景虎=上杉謙信に疑問を持っていた

本来なら上杉謙信は北条氏と合戦をしているハズだと

 

絶姫は平八郎に気があり彼の傷を心配する

平八郎は相手が姫なので恐縮する

絶姫は金山を渡し一族が生き残る道を選択すべきでは?

という意見を言う

平八郎は命に変えても皆を守ると言うが

絶姫は一族よりも平八郎に死んで欲しくないのだった

それを河合二士と上杉二士が目撃する

上杉二士は絶姫に平八郎が好きか聞く

がそんな事は誰が見ても解る事だ

上杉二士としては絶姫と長尾景虎の

婚姻による和平案を求めていたからショックだったのだろうか?

が上杉二士は山姥洞の言い伝えを絶姫に教えた

 

長尾景虎と近藤八十重らが塩と味噌と兵糧を持ってやって来た

敵にならないとの約束でそれらを若月陸曹長達に渡した

ここで長尾景虎の誘導が始まる

まず若月陸曹長に強大な武力を持つのに何故 戦わないかを問う

若月陸曹長は身を守り戦わない為の武力だからだと答える

それに長尾景虎は自分達と同じだと言う

長尾景虎は戦乱の世を一刻も早く終わらせる為に

戦争を行っていると

しかしこの行為は実際はただの独裁でしかありません

が若月陸曹長も河合二士もまんまと騙される

つぶらに対しては和睦の申し入れを書状で渡す

まぁ実際には書状で渡しても山姥一族のような人達は

現実的には時代的に文字の読み書きは難しいのでは?

ここで長尾景虎は絶姫との婚姻を申し出る

小宮二士は上杉二士の言った通りになったと褒める

が絶姫の想いを知った今の上杉二士は素直には喜べなかった

若月陸曹長は長尾景虎に自分達が未来から来たと話す

それ故にこの地から離れるのは難しいと

長尾景虎はそれよりも自分の未来の方が気になっていた

無事自分の名が残ると知ると長尾景虎は

若月陸曹長達と合流したら小田原の北条氏を攻めると宣言した

帰り際に手下が間違って持って来てしまったと地図を返却した

これにより若月陸曹長達はさらに丸め込まれてしまった

多分 すでに写しは作ったのでしょうね

 

若月陸曹長は熟考して長尾景虎と行動を共にする決断をする

 

翌朝、若月陸曹長は長尾景虎に合流の意思を伝えた

 

長尾景虎は手下は連れず若月陸曹長と2人だけで

山姥一族を訪ね和睦を申し出る

が平八郎が絶姫を守り刀を抜いたのをいい事に

邪魔な平八郎に和睦の為に切腹するように言う

これを阻止する為に絶姫が長尾景虎との婚姻を了承した

もう完全に長尾景虎の思うままに事が進んでいますね

がここで近藤八十重から緊急無線が入り

慌てた長尾景虎が本性を現し絶姫を無碍に扱う

これを見た上杉二士は激怒し長尾景虎に説教をするも

長尾景虎はそれを気にせずに戻っていく

上杉二士は若月陸曹長に頼み時間的猶予を貰い

絶姫、平八郎、つぶらと共にどこかへと向かった

 

神戸と2人になった近藤八十重は

神戸を暴行し始める

 

やって来た不動と出会った戸部は

不動に近藤八十重の槍で殺害されてしまう

戻って来た近藤八十重が戸部の死体を発見

無線機で長尾景虎に連絡を取るが

そこを不動に襲撃される

近藤八十重は不動を返り討ちにするが

不動は勝利を宣言し崖下に消えた

帰って来た小宮二士が

近藤八十重の槍の刺さった戸部の遺体を発見

そこに近藤八十重に暴行された神戸が戻ってきて

戸部の遺体を見て近藤八十重に暴行された事を

小宮二士に訴えた

近藤八十重は小宮二士に銃を向けられ神戸を人質に取る

神戸を助けようとした小宮二士を近藤八十重は槍で殺害した

近藤八十重は自身の無実を訴えようとしていたが

神戸を暴行したり小宮二士を静止せずに殺害したり

根本的に行動が間違っていますね

そこに河合二士が90式戦車でやって来た

河合二士が64式小銃で近藤八十重を銃撃するも逃げられた

 

小宮二士は駆け付けた若月陸曹長に

留守を守れなかった事を謝罪し

自分が歳上だと告白し

ずっと憧れだったと言った

 

そこに長尾景虎と近藤八十重らが現れ

事の顛末を話すがすでに後の祭りだった

がその時、戸部が意識を取り戻し不動に襲われたと話す

しかし時すでに遅く若月陸曹長は山姥一族側に付くと宣言

長尾景虎の軍勢に対し砲撃を行った

 

上杉二士と絶姫、平八郎、つぶらは

山姥洞にやって来た

上杉二士は絶姫と平八郎は契りを交わすべきだと言い

つぶらもその意見に賛同し手作りの花の冠を絶姫に渡した

上杉二士はつぶらから小宮二士宛の花の冠を預かり

浅間三曹の名前を叫んでから戻った

 

上杉二士が合流して河合二士と共に近藤八十重と戦う

河合二士と近藤八十重の一騎打ちとなり

近藤八十重は銃撃を浴びて戦死した

 

若月陸曹長が敵の刀を奪い長尾景虎に挑む

別に刀で戦うとか不利な事をする事は無いのでは?

上杉二士が銃撃するが若月陸曹長はそれを静止する

「ワシを殺せば歴史が変わるぞ」

そんな長尾景虎の捨て台詞も意に介せず

若月陸曹長は長尾景虎を惨殺した

それにしても若月陸曹長は

後半に入ってどんどん性格が変わっていった感じですね

それこそタガが外れた感じでした

 

上杉二士は腕時計を外して河合二士に渡し

もし帰れたら浅間三曹によろしく伝えてと言って

上杉二士は消えてしまった

これは彼女らが歴史に介入したという事を

明確に解らせる為だったんでしょうね

 

小宮二士と上杉二士のお葬式が行われた

若月陸曹長は部下を死なせてしまった事で泣き崩れた

小宮二士と上杉二士の墓は400年後の現代

堀一尉や浅間三曹に発見された

が上杉二士の存在はすでに消えていた

それでも浅間三曹はその誰かを感じ涙した

 

若月陸曹長は河合二士と共に

90式戦車で戦国時代を終わらせる為に旅立った

そこで終幕した

 

「登場人物」

★若月陸曹長
鈴木愛理 (℃-ute)
東部方面第十二旅団若月隊 指揮官

 

★上杉2等陸士
清水佐紀 (Berryz工房)
東部方面第十二旅団若月隊
好きだった浅間三曹に告白される

糸魚川出身

 

上杉謙信の子孫で
絶姫が妹の久美と似ていて
景虎がおじいさんに似ている
が隊のメンバーには秘密にしている
景虎が討たれた事で消えてしまう

 

★河合2等陸士
徳永千奈美 (Berryz工房)
東部方面第十二旅団若月隊

★小宮2等陸士(衛生科)
嗣永桃子 (Berryz工房)
東部方面第十二旅団若月隊

演習は初参加

両親を地震で亡くし

自身は自衛隊に救助され

それが切っ掛けで自衛官になった

その時に新人自衛官の若月と会っていた

 

慌てた近藤に切られる

 

★堀一等陸尉
池田稔(大人の麦茶)
東部方面第十二旅団堀隊 指揮官

若月陸曹長の直属の上官

 

★浅間三等陸曹
和泉宗兵
東部方面第十二旅団堀隊

 

★戸部力三
並木秀介(大人の麦茶)
釣り人、自衛隊マニア、歴史オタク

不動に刺殺されてしまう

★神戸克夫
中神一保(大人の麦茶)
釣り人、戸部の友人、自衛隊が嫌い

元ボーイスカスト

 

★平八郎
宮原将護

山賊
絶姫の兄代わ

 

★絶姫
萩原舞 (℃-ute)
山賊 山姥一族の姫
平八郎に思いを寄せていた
が一族を守るために景虎に嫁ぐ

 

★つぶら
岡井千聖 (℃-ute)
平八郎の妹

 

★不動
中川素州
山賊 山姥一族の長

戸部を殺してその罪を長尾の部下近藤に着せ、
それを知った近藤にわざと切られ
若月隊と長尾勢を争わせようとする

 

★谷猿
岡本龍太郎
山賊


★沢猿
南誉士広
山賊

 

★岩猿
木村庄司
山賊

 

★長尾景虎
斉藤佑介
お家争いで越後を追われ
山姥洞の金を狙って山姥族と争っていた

自衛隊を見て山姥族と争うことを諦めて
山姥族の絶姫をめとって同盟を組み、
天下統一を目指して北条を攻めることにする
後の上杉謙信
若月隊に討たれる

 

★近藤八十重
横山一敏(J.A.E.)

 

★文吾

南誉士広

長尾景虎の部下

 

★孫市

木村庄司

長尾景虎の部下

 

松浦俊秀

長尾景虎の部下