今回はCGアニメーターの回かな?

同じものを何年も書き続ける

単純作業の繰り返し・・・

確かに生活の為の仕事

って言う意味では

良いんでしょうけど

制作意欲は落ちて

当然でしょうねぇ~

それに会社により得手不得手や

得意と思われる分野があったら

そればかり注文来ても

ある程度 仕方ないと思います

それが嫌ならもうそれこそ

アニメ専門の会社に

転職でもするしかないでしょう

これは安定性を重視して

会社を選んだ彼女が悪い

自分のやりたい事が出来る会社か?

を選ばないとこんな趣味性の

高い仕事は続けていられません

そういう割り切りは必要です



進行予定で思いっきり「グロス」

って言ってるけど視聴者は

理解出来てるのかな?

「グロス」って言うのは

ある一定の作業を纏めて

外部委託する事で

アニメの場合は大抵

動画、仕上げ(彩色)・・・

すなわち色が着いて

動く状態で上がって来ます

昔は動画描いて

それをセルに転写して

セルに色を塗る

って感じでしたが

今は動画描いて

それをスキャンして

PCで色塗って

カット毎にサーバーにアップ

って感じでしょう

前に外部委託会社が

サーバーに上げました

けどトラブルで受け取れない

ってのがありましたね



アニメは元請けが企画して

広告会社にそれを売り込み

制作体制を決定しますが

監督、脚本、デザイン、

作監、原画、動画、進行などは

外部委託になる場合もあり

制作スタッフで元請け直属の人は

プロデューサーと制作担当だけ

とか普通にあります

中には制作全てを別会社に丸投げ

と言う建設会社みたいなトコ

もあります

先程も書きましたが

この内の動画、彩色(TP)を

纏めて外部会社に

グロス発注する事が非常に多く

大抵 海外企業に渡りますが

国内の小規模製作会社に

発注する事もあります

まぁカット数に大きく

差はあるでしょうけど

海外に出すと数千カットが

それこそ人海戦術で

2~3日で出来上がるんです

それまでの制作の遅れを

ここで取り戻すって感じですが

今じゃこの期間じゃないと

時間が足りなくなる

っていう状況になってますね

これも国内動画マン不足が

元々の原因なんですけど

解消される見込みは

薄いでしょうねぇ・・・



「コンテ撮」とは

絵コンテの絵を繋げて

それに台詞のタイミングの印

(端に口パクとか棒が出て

それが出てるタイミングで

台詞を言う)が付けてあります

当然 色は着いてなく

キャラも下手すりゃ

へのへのもへじ

みたいな感じです

コンテ見ないと表情も感情も

一切解らないので

あまり行うと声優さんに

アフレコを

ボイコットされたりします

最近はこれを防ぐ為に

絵コンテも

演出が描いたままじゃなく

原画マンが描き直したりして

絵コンテなのに

やたら綺麗に描かれて

いるものもあります


声優志望さん

遂にアフレコ参加ですね

例えガヤだろうが声優は

ランキングでギャラが

一定の上、1回録音していくら

だからお金よりも

印象良くする方が大事みたいですね

ここで目を付けられて

端役の仕事依頼されたり

その流れで飲み会とか

打ち上げとかに誘われて

直で仕事依頼されたり・・・

この辺の繋がりがあると

フリーになった時に

困らないみたいです

新人だと確か1録音1万円程度

とか前に聞いた事があります


オリジナルものだと

一から全て作らないといけないから

そこが全部固まっていないと

相当 難しいでしょうね

ただ原作ものでも

連載に追い付くと

それはそれで結構 大変です

昔 放映してたDBZなんて

原作者の描いた数行の文章と

走り書かれたコメント

少しのデザインだけで

1話分作ってましたから

脚本が物凄く遅れていましたよ

そこから作って完成するまで

アニメは1~1ヶ月半

漫画は週間連載だから

1~2週間後には

連載されているわけで

漫画の連載の次の週には

そのアニメが放映されている

って状況でした

でも当然 元がアレなので

殴り合いやふっ飛ばされる

シーンばかりだから

結構 批判も多かったですね

自分が初めて原作者からの

FAXを見た時には

「こんなものが1話分の

アニメになるのか?

内容は3行しか

書いてないじゃん」

ってビックリしました

自分が関わってた

ほぼオリジナル作品は

スタート時の設定作業に

物凄く懲り過ぎて

全く作業に入れなかった為に

放送前の作り置きが全く出来ず

1話から火の車という

ありえない状態で

まず動画枚数制限や

色数制限が出て

その後 暫くして

リテイク(ほぼ)禁止令が出て

一週間前納品が通常

木曜納品が最低ラインだったので

完成したフィルムを

制作デスクが自慢のスポーツカーで

新幹線の最終便に載せられるように

毎回すっ飛んで行ってました

キー局が中国地方だったので・・・

がそれも出来なくなり

金曜納品になり

遂には月曜納品になり

キー局に向けて東京支社から

電波で飛ばすという事態にまで

落ちた事もありました

この時はもう初号試写が

放映日の早朝という

とんでもない状況で

初号試写の意味あるのか?

とか演出がグチってました

自分がいた会社は

作品の納品期限は守る

というのを誇りにしていたので

これはむちゃくちゃ

不味かったですね

結局 その後その枠は

他社に取られちゃったハズです

元請けとしては

時間枠確保が直接 

売上に繋がるので

いくつ枠を確保出来るか?

ってのが重要なんですよね

それには良い企画、

確実な納品、人気が重要で

一番重視されるのは

確実な納品なんですよね

これが出来なきゃ

意味無いですから

監督や演出は

作品の質や内容重視

会社の営業やプロデューサー、

制作デスクは確実な

納品重視なので

この違いでお互い

ぶつかる事も多いです



次回は個人にスポット

っていうより

全体的な話になるのかな?