その警備会社「LGRD社」の活動が
かつて報道記者により
レポートされた事があったので
それを参考までに書いておきましょう

活動場所はアフガニスタン
長らく米軍が対テロ作戦で
駐留していたものの予算などの問題から
撤退した後、米国政府に対して
米国企業としてアフガニスタンの
治安維持を行う事の了承を得て
アフガニスタン政府及び国連と契約した
表向きに紹介された装備は
大型輸送機や高速輸送船で搬送された
いくつかの種類の装甲車
自動小銃を所持する隊員と
殆ど軍隊と相違無かった
人数は非常に少なく十数人といった所だったが
全員が一時的に契約した傭兵ではなく
「LGRD社」の正式な社員である
こういう場合は退役軍人を
一時契約する事も多いので
こういうように全員が正社員というのは珍しい
アフガニスタンでの主な仕事は
国連や政府職員の警備で
ターリバーンの勢力が強い
ヘルマンド州に赴く場合の警備がメインだった
ヘルマンド州にはターリバーンの資金源となっていた
芥子畑が多くアフガニスタン政府は
農家に芥子畑からの転作を進めていた
他地域での転作はそれなりに進んでいたが
ヘルマンド州はターリバーンの勢力が強く
転作がなかなか進んでいなかった
その為、この地域にNGOの農業技術者を派遣し
転作を促進させる事となり
その警護と転作した農家が
ターリバーンに襲われないように監視するのが
「LGRD社」の役目だった