ティグル第4分隊長のハルトマン大尉が
次のリトット砂漠での作戦を拝命したのは
帰還してすぐの事だった
元々 込み入った場所で戦闘するTMUが
砂漠のような広大な地域での作戦に
投入される事は殆ど無く
その上 侵攻する敵機甲師団を抑えろ
という命令は玉砕しろと言う事と同じであった
随伴するのは殆どの車輌を失った
空中機甲師団の1個中隊
戦車は無く、装輪自走砲3輌と
自走近接対空ミサイル1輌、
自走対戦車ミサイル2輌、
装輪装甲車4輌、
支援車輌3輌で総勢約70名
輸送航空機も無く自走移動が命じられた
それにティグル第4分隊4機
支援車輌は5輌から2輌に減らされた
代わりに民間の大型トレーラー1台を支給
装備武器と弾薬が十分なだけ
まだマシという感じ
対する敵はほぼ完全な1個機甲師団で
戦車だけでも50輌近く配備されている
拝命されてハルトマン大尉は率直に
「負けたな・・・」と思った
が、それを制するように男が言った
「やり方次第でしょ?」